1月26日、病状悪化の為、拓也君は急死いたしました

 

お世話になった皆さんに「ありがとう」と言っていました

親切にして下さった皆様、ありがとうございました

楽しくお付き合いをしてくれたバドミントン部の皆さん、あなた達との毎日は拓也君の生き甲斐でした

 

 

 

 

拓也君は私のパートナーの次男にあたります

私とは7年間の付き合いでした

 

学生時代は体格に恵まれ、バドミントンで優れた成績を残しました

社会人として働きだしてからは職場になじめなかった様で2年で退職し、以後20歳~33歳まで13年間という長い引きこもり生活でした

 

昨年6月24日救急搬送されて、スキルス胃癌と診断され胃の全摘手術をしました

既に膵臓の一部とリンパ節に転移していて施しようもない状態だったんです

 

 

どんな苦難であろうと"命があってこそ″です

命だけは守ってあげたかったんですが、彼は死の選択をしました

誰にも告げずに、早い段階で覚悟を決めていたようです

 

僅か33歳の短い人生にピリオドを打ったんです

 

 

 

 

 

 

生きていくことは苦難と苦痛の連続です

しかし、命あっての物種です

 

苦しい時は、「助けて」って言ってくださいね

決して恥ずかしいことではありません

 

どうか生きていくことを選択してください

貴方を見守っている人がいると思います

誰かが手を差し伸べてくれています

 

甘えることも覚えて欲しいと切に思います

皆さんの毎日が明るく、楽しい日々であることを心からお祈りいたします

 

 

 

 

 

 

●慣用句 『命あっての物種』

生きていてこそ様々な事もできるが、死んでしまえば何にもならない

 命が何よりも大切であるということ

「物種」は物のもととなるもの、物事の根元を意味する