
さて、22・23見て参りました。
遥々、神戸から東京へ・・・嫌時間は短いよ!新幹線偉大です
しかし、金銭的に遥々感がありますw
席はクソ良く無いので、正直もう見たくないwとか思ってた、太陽さん
でも、見ないと超後悔するだろう事も、目に見えてるので行ってきましたよw
私の中で、そこのみで解決した綾野剛を見る為の心積もり
期待すると足りなくて、ノーマークだと衝撃大
なんか、分量が何時も期待数とずれるお方なんです、剛さん。
水か空気みたいに溶け込んじゃって、剛君見た!って感じしないんですけど
後味的な?後からもわ~とくるんです、残り香的な?
今回も主演ですから、多分そだろうね?と思って見まして
正しくその通りでしたね
そこにいるのかいないのか、でももう作品自体がすでに綾野剛なんですよね
この感じ不思議ですが
ノクスとキュリオ
旧人類と新人類
貧富の差と差別
色々盛り込まれてるお話で、もっと後味重くも出来そうですが
若い男のまだ見ぬ可能性の輝きでそんな暗い現実なんて霞んでしまう
そんなお話でした、きっと蜷川さんには、剛君と成宮君の若さは眩しいくらい輝いてみえてるんじゃないかな?とか思いました
無くして初めて解る素晴らしさ、人間ってそういう生き物ですが
若いからこその輝きと危うさが、印象的な作品でした
剛君のお髭が少々違和感でしたがw何か違う作品との兼ね合いなんですかね?
頭は横田さんとお揃いで、有っては欲しく無い、可能性を感じさせ恐ろしかったです。
成宮さんは妻の様に、剛さんの調子に合わせお芝居されていました。
心の移り変わり、毎日揺れ動く危うい魅力の剛さんをしっかり支えていて
こんなに安心して見れるのは、彼のおかげなんだろうな?とも思いました。
剛さんは、18歳の苛立ちとまっすぐでとても男の子らしい健気さが素晴らしく
綾野剛の美徳を使わず、お芝居だけで挑んでいるのが新鮮でした。
何時も同じような役をしていては、役者では無いですから
本当に自分を模索し、試行錯誤の最中なんだろうな?と思わせる剛君の真剣さが
役に投影されていて、鉄彦のまだ見ぬ可能性とリンクして、この役は今の剛君が演じるからこそ意味がなるんだろうな?とか思いました
可愛く面白く悲しく綺麗で怖い、色んな感情が詰め込まれてて
一杯あるから、最後はまるで何にもなかったみたいに爽やかなんです、
不思議な感覚ですが。
まだ私の頭の中では、鉄彦が走ってます。
素敵なものや楽しい物、悲しい気持ちや惨めな心色々感じて大人になる鉄彦を
自分の子供みたいに、温かく見守りたい。
見に行かれた女性の方々はきっと皆さん思われたきがします。
鉄彦は女性を皆母にしてしまいます、とても愛らしい男の子でした。
きっとそれは、剛さんが愛らしくまっすぐで気持ちがいい男だからなんでしょう。