家に帰る
突然ですが、
あなたはどんな家に帰りたいですか
正直私は考えたことなかった。
一人暮らしをしている息子が、
突然、「誰かが待っている家に帰るのって
いいよね~」って言うんです。
先日卒業論文の提出があったのですが、
毎度のことながら、彼は提出間際まで
追い詰められないと出来ないタイプ。
何度か、大きな作品の前には呼び出され、
ちょっとお手伝いをしてきたのですが、
今回は卒論だし、コロナだし、と
思って東京行かなかったんです。
電気のついていない家に夜遅くに
帰宅する毎日、
家にいても昼夜逆転してしまっている生活。
買い物に行く時間がないから
冷蔵庫の中は寂しいし、
そもそも男の子の一人暮らしの冷蔵庫は
空っぽにちかい。
洗濯もしないといけないし。。。
一人暮らしを始めて最初の頃、
東京に行って彼の帰りを待っていたら、
「あーー、家に帰ってご飯がある」と嬉しそうに
つぶやいていたのを覚えています。
今回もまた同じ感情を味わっていたみたい。
本当は、来てほしかったけど、
私に様子見したら、「忙しい」と答えたらしい。
全然覚えていない
私としては、いつものように息子の周りを
ウロチョロしたら、コロナ禍なのに何してるんだ、
と言われちゃうかもしれないなと思って、
遠慮したんだけど。
でも、待ってくれている人がいる家の大切さが
改めて感じられたので、よかったなって思いました。
専業主婦は待つ方、だから、
どんな家に帰りたいと思うか、
そんなことを想像しながら今日も家事をしますよ。
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