会場は、ど真ん中にステージがあり、


四方に花道が出ています。


そして、その花道の先端に、小さなステージがあります。


一番最初にその、先端の4つのステージに、パラバルーンのような白い風船が膨らみ


中から4人が登場!!


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中央のステージの周りにバンドの入っているボックスがあり、


すべて、生バンドでの演奏でした。


片側の2つのボックスで、F4の曲の演奏


反対側の2つのボックスは、ヴァネス・ウー専属バンド用でした。


・・・そういえば、ヴァネスは、インタビューで、

「僕のバンドも連れて行くよ!!」


って、言ってましたっけ!!


それほどの力の入れようですから、


やはり、彼の歌唱力と、踊りの実力は、ピカイチでしたし、

ステージの見せ方も上手でした。


そして、ヴァネスの、観客に対してのサービスも他の3人から一歩抜けたものになっていました。


大阪城ホールは、楕円形なので、四方に伸びた花道は、円形ではないまっすぐのスタンド席には、

ものすごく近い状態になっています。


ある意味、アリーナ席よりも、その、花道先端近くのスタンド席が一番の神席となっており、


ヴァネスは、ときおり、そこの人たちとスキンシップをしていました。



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今日のヴァネスも、ひげ面でした!!


でも、彼は、とってもファッショナブルで、かっこいいです。


「君へつづく道」のオープニングソングで、登場した彼等は、


「ASK FOR MORE」


を歌いながら、せり上がる中央ステージに・・・


上から降りてきたスクリーンの中に一瞬隠れて、


出てきたときには、青い衣装だったのが、



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変身!!







白のジャケットにキンキラ衣装になってました。


そして、もう1曲歌って・・・(だったと思います。)


まず、一人だけ金色ジャケットだったど派手ケン・チュウが引っ込み、


次にヴァネスがいなくなり、


英語も日本語も出来ないヴィックとジェリーが、ステージに取り残された形に・・・


ここでの、2人のパフォーマンスがすばらしかったのは、


会場のみんなに、ウエーブさせたんですね。


ここら辺から順番にって、ヴィックが言って、ぐるぐる、会場のみんなが何度もウエーブするうち、


何となく、会場全体に一体感が生まれました。


そして、2人も消えて、


まず、ケン・チュウのステージ


彼は、アコースティックなサウンドを得意としています。


何か、車いす席近くの花道先端に行って、英語で話していました。


どうやら、ファンの方だと思うのですが、


病気で2~3年前に手術して、元気になった人が、この会場に来ている、


とかいうことを言っていたと思います。


私の乏しい英語力では、その程度にしか聞き取れなかったのですが・・・


彼が、英語で話したのは、このときだけ位で、


あとは、ほとんど中国語でした。


・・・私、思うのですが、彼のやっている曲は、丁度日本のポピュラーソングの様な感じなので、

日本語で歌えば、ヒットしそうな気がするのですが・・・


そして、このステージではなかったのですが、この後のステージでは、

黒いスーツに蝶ネクタイで話題のタップも披露してくれてました。


ケン・チュウという人は、気まぐれ、と聞いています。


そして、気を入れて練習したときと、していないときの格差が大きいのだ、とも・・・


今日のは、前者だ、と思いました。


そして、会場の乗せ方もよくご存じです。


「LALALA」


と言う曲は、知らなくても、皆さんご一緒に!


っと言うと、歌えちゃう曲なんですね。


そうやって、みんなと一体感を持ちながら、上手いステージ展開していました。


とにかく、今回のケン・チュウは、とっても魅力的でした。



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食べることと、旅行が好きなケン・チュウ。


ダイエットなんて、大嫌い。


でも、そんなハーレーにでも乗っていそうな巨漢ケン・チュウが、私には魅力的に見えました。


そして、今回の見所の一つ、


空飛ぶヴィック・チョウ。




気まぐれなヴィック機長という設定で登場した彼は、


大きめのジャケットを着ているのかしら・・・


と思っていたら、


フライング出来るようにセットしていたのね!!


一生懸命に飛んだヴィックの努力に拍手を送ろうと思いますが、


今回のコンサートでの、彼の見所、聞き所は、何と言っても


尾崎豊の「I Love You」だったと思います。


尾崎豊が乗り移ったかの熱唱。


綺麗な日本語での完全コピーでした。


良くやった!!と拍手をあげたい気分です。



そして、ジェリー・イエン。




今回、一番日本語を一生懸命に喋ってくれて、


また、歌唱力に一番自信なさそうだったジェリーちゃんでしたが、


熱唱!!


平井堅の「瞳を閉じて」のカバーは、もう、涙ものでした。


中央のスクリーンに、ドラマ仕立ての映像が映し出されて、


愛する人を助けようとして、事故にあい、ピアノが弾けなくなったピアニストの役。


中央に用意されたグランドピアノの椅子に座って、静に歌い出した「瞳を閉じて」


ジェリーちゃんの役者根性と、今回のコンサートにかける意気込みのようなものを感じました。


そして、


「ザ・ホスピタル」の主題歌は、


何故か中央に出てきて歌い始めたのはヴィック。


歌の途中から、記者やVIP、車いすのある部分の花道先端に登場したジェリーちゃんにバトンタッチ。


・・・っていうより、イタズラっぽくヴィックが歌っちゃった、という感じの設定で、


途中から歌い始めたジェリーは、ヴィックの元へ行き、


からかいます。


そして、最後は2人仲良く、ツーショットで!!





その後、ケンもヴァネスも登場して、


ヴィックは、聴診器をケンに当てたり、


おどけて歌い続けてました。


こういう時のヴィックは、本当にお茶目で、ひょうきんです。


それにしても、ヴィックの歌い方は、嫌みなくらい色っぽい。


ジェリーと歌い方を違えるためにも余計に色っぽくしたような歌い方でした。



4人で歌った「君につづく道」のエンディングテーマ。


コーラスがとっても綺麗な曲なのですが、


無難にこなしていました。


ホント、がんばったね!!


・・・もう、半分はらはらドキドキしながら見ている母の心境です。


最後に、アンコールも含めて、「流星花園」の曲、オンパレード。


「SEASON OF FIREWORK」

「CAN’T LOSE YOU」

「流星花園のオープニングテーマ」


そして、


最後の最後に


「流星雨」も歌ってくれました。



締めは、結局これなんだなぁ・・・


と、


何とも言えない気持ちになりました。


懐かしくて嬉しいのだけれど、やはり、彼等は「流星花園」を引きずらずにはいられないのか、と思うと、


ちょっと複雑な感じが・・・^^;



大熱狂の、F4コンサート、大阪2日目は、2時間45分ほどのステージでした。


昨日が3時間くらい、と聞いていたので、何が短かったのかな??


その、コンサートも、いよいよ残すところあと1公演。


F4、泣くかな??