亡くなったその人は
一人で数名の子供達を育ててきた。

雄々しい強さに
包まれたくなった時

1つの家庭を壊して
逞しい男性と人生を歩み始めた。


若い時の自分は
必死でそれを求め、
手に入れた。


だが、今は
奪った事を後悔している。

壊した家庭の子供たちへ
申し訳ないと思っている。



亡くなったこの方は今、

家庭を壊し、この子らの親を奪い去った
自分を許し、
愛情や強さを持って
奪った方の立場にも理解を示し

ご夫婦になられたこの方々を
優しく見守ってくれた
壊した家庭の子を
見守っている。

この子一人ではなく、
自分の子供も大切だが

自分のしでかした事の後悔
と、
実の子と同じくらいの愛情
をかけて、
このお子さんの幸せを
願っている。


壊された家庭のお子さんは
この方の真意を感じ取り
気持に嘘がない事を見抜き
この方の生前から
とっくに許していた。

この方の命が
尽きるときには
その死を悼んだ。


過去に奪った人は
奪われたほうであるお子さんに
与えようとしたことがある。


    


それは、このお子さんを
コントロールしようとする者を
お子さんから遠ざける事。

コントロールする力が及ばないように
関連を断つこと。


そして奪った方は、
このお子さんに言った。

〇〇を手放すように。
手放しても困らない様、
私達はこれを差し上げたいと思っている。

だから
これは持っていてはいけない。(危ない)
 



今回、
お話を聞いてから霊視して話した事。

『手放してほしい物』について
死者からの伝言をお伝えした事。
まだこの事を
私に話していないタイミングで 
伝えることができた。

そして
もう一人この方にメッセージを
伝えてほしい。
見守っていることを知らせてほしい
とおっしゃる方の伝言もお伝えした。



なぜかこの方については
お子さんが
『成仏できずにいる』と霊感のある人から
言われた過去があり、

お子さんからも
そこは気になる問題だったという。

ただ、このお子さんも
『成仏してない』というワードには
何か心に引っかかりがあり、
言葉そのものを信じていない部分もあった

今日の私の霊視には
鳥肌や寒気、心のホカホカなど

色んな体感も通して、
腑に落ちたり話の繋がりを感じたり

その場に降りてきている
死者お二人を感じ取って
涙腺を緩ませていた。





目に見えないことはわからないし、

誰の言うことを信じるか
という選び方をしても
決めかねるし難しいと思う。





でも、
話を聞いてご自身の

ブルーハート体が反応すること

ブルーハート心の奥から
突き動かされるもの


そういう感覚とともに、
死者御本人の姿が頭に浮かぶこと。

今日のおふたりは優しい笑顔だったそう。


奪うという行為が合った時

『奪う者』と『奪われる者』
この関係性は

今回のお二人の様な結果になるとは
限らない。


お互い『消えて』と
思いあう形も
あったかもしれない。

このお二人に
この気持ちが無かった事は
ある意味奇跡であり、

死を見送り、死を悼む事も

生前、やらかしたことを後悔、謝罪し、
自分にできることを全て
奪ってしまった被害者へ贈り、旅立つ事。


気持ちの良い人同志
であったからこその奇跡なのかも
しれない。

私の霊視のお客様に
さちあれブルーハートブルーハート


読んでくださりありがとうございます