いつ頃からだろう 変な時間に電話が鳴ることが増えてきた。
夜中だったり 明け方だったり
― もしもし?もしもーし?
「……(しーん…)」
義父母の家は固定電話しなかったので 一応このご時世 出先で何かあっても簡単に公衆電話も見当たらなかったりするので念のため携帯電話を一台契約して持たせていたのでなんかの拍子に間違えてかかってしまったとか 枕元に置いてあって寝ぼけて触ってリダイアルだったのかも…とか考えて 用事があればまたかかってくるだろうと 切ることがほとんどだった。
基本的に普段携帯は姑が持っていたので たぶん姑からなんだろう。
そして 翌日 本人はやはり覚えてない。だから やっぱり誤操作なんだと思うようにしていた。
それが 今年に入ってから急変してきた。
1月30日 夜中に息子(27歳 義父母の家に下宿中)から電話が入り
「母ちゃん ばあさんが部屋で転んだらしく顔面から流血して倒れてる!!」
大慌ての息子にとりあえず状況を軽く確認して 救急車を手配させ こちらもダッシュで支度して義父母の家へ。
顔面強打で鼻を打って切れたらしく顔も腫れあがり 長年飲んでる持病の薬がかなり強く眠剤も服用しているためか意識朦朧。
転んだ原因が解らないので 念のため脳外のある夜間救急へ。私も世話になっている地元の総合病院だった。
CT検査をしてもらい 「脳に損傷や脳梗塞などは見られないので大丈夫でしょう。ただ鼻骨は折れて腫れてますから冷やしてあげないと痛いと思いますよ」と結果を聞かされた。
しかし…本人は 全く痛みを感じてなかった。
自宅へ連れ帰り 2階にある姑の部屋に連れていくとベッドに顔からダイブ (;゚Д゚)
何度 抱き起こしても 顔(頭)からダイブ。
手も足も出てない!
本人曰く 「最近頭が重いのか 顔から転ぶのよねぇ」
そう言えば たまに様子を見に来ると顔に青タンが出来てたり…いやよく思い出してみれば一年前にもひっくり返って後頭部ぱっくり切って運ばれて縫った事があったわ…(^-^;
しばらくすると おもむろに布団から出て 「コーヒー淹れるから飲んでいく?」(この時点で午前3時半)
そんな状態の姑を何とか寝かしつけて帰宅。
旦那と話し合って どう考えてもおかしい姑の行動と動作とを考え翌日 搬送された総合病院へ電話して脳神経内科を受診。
パーキンソンの診断をしてもらうことにした。
ここからが怒涛の介護生活準備期間のスタート。
この時点で 舅(82)は足が悪いので5年前には既に要介護2と認定 在宅でヘルパーさんが週に2回来てくれてます。
姑は介護認定が下りてないので ヘルパーさんも頼めず介護保険も使えません。
現在申請をしており近々役所の方と面談の予定です。
介護申請に至るまでの話や 病院でのことなど 改めて書きます。