少し前に、私の祖母が亡くなりました。
息子は、ひーちゃんと呼んでいました。
息子はひーちゃんにとても優しくて
「ひーちゃん、足がいたいの?ぼくが湿布貼ってあげる!」と言ったり
歩行器を使って歩くのがゆっくりな祖母に合わせて、歩行器を押してあげたりしていました。
祖母が亡くなった日、息子を連れて実家に行きました。
「ひーちゃんお話しないね」
「ひーちゃん冷たいね、どうしてお話しないの?」
死という事がまだ理解できていない様子で、ずっとそんな事を言っていました。
途中、お化粧してもらった祖母をみて
「ひーちゃんきれいだね〜」
お通夜、お葬式がすぎ、祖母がいなくなった時、祖母の姿が変わってしまった時、初めて狂ったように泣きました。この時、安易にお骨拾いの場に出させた事に後悔しました。息子は私がお骨を拾う事を拒否し、私にしがみつきました。
その後はまた落ち着きを取り戻しました。
今は何となく、息子の中で、ひーちゃんに会えないという事は理解しているようで
「ひーちゃんもう会えなくなっちゃったけど、ぼくの事守ってくれてるの」
と、ふとした時に言います。
祖母と過ごした時間は、息子の中に確かな優しい心を育ててくれたと思います。そして祖母の中にも。
私は祖母との思い出がありすぎて、思い出してはまだ涙も出ますが、祖母が守ってくれてると思います。
最後まで強く家族想いの祖母として生き続けた姿をずっと忘れないし、私もそのように年を重ねたい。息子はまだ小さいけど、産まれて3年ちょっと、ひーちゃんからもらった大切な愛情を、この先の人生の糧にしてほしいなと思います。




