こんばんは。気づけば夜にばかり投稿している私。
今日はここのところネットなどでもよく出てくるワード、「ヤングケアラー」について
書いてみます。
「ヤングケアラー」というのは子供が親のケアをする(主に精神障害とか病弱とかその他)
という意味だそうです。
うちも2世代にわたって「ヤングケアラー」です。
最初は私の母が「うつ病」になり、中学生の頃から母親と娘の役割が逆転しました。
しばらくしてまた母親に戻ってくれた時期もありましたが、母はまた「お花畑」にいって
しまい、今も逆転したままなのだと思います。
母は義理の親の介護でパニックになり、また厳格な夫についていけず、自殺未遂を繰り返して
「お花畑」にいって、現実をみない生活を選択しました。
そのため、私は「学生・家事・入院の介護」と3足のわらじを履いていたこともあります。
今は私が結婚を機に独立し、実家とはかなり離れたところに暮らしているので、
弟たちが面倒をみてくれています。家事をせず、自分のこともほとんどしないで、
テレビばかり見ている母。
ところが、歴史は繰り返すというか、結婚して下の子を出産して以来、一家の大黒柱と
なった私は1日に12時間働く生活を何年も送り、壊れてしまいました。
で、うつ病を発症。もともと発達障害だったので、仕事自体も長くは続かず、転々として
いましたが、ついには働けなくなってしまいました。
今は良い職場に巡り合え、なんとか仕事を続けることが出来ていますが、働けなかった
間、ほとんど布団で過ごして、家事もまともにこなせなかった私を助けてくれたのは
子供たちでした。
私が「ヤングケアラー」だった中・高・短大の時は、周りの友達をうらやむことも忘れるくらい、
毎日が忙しく、そして母を失うことが怖かったので、とにかく母や父の顔色を見て過ごしていました。
朝起きて、洗濯をして朝ご飯の用意をし、お弁当を作って学校に行く。
帰ってきたら、洗濯を取り込んで買い物に行って夕ご飯を作る。くたくたに疲れて
寝る。の毎日でした。でも母が調子が悪そうだと、話し相手になり、母が安心するように
ただただ話を聞いて、同調するの繰り返しでした。
病院へは付き添って行き、お医者さんの話を一緒に聞いたり、場合によっては
保護者の立場でお医者さんの話を聞くこともありました。
けれどいつしか、私は母の面倒を見ることが仕事になり、自分の人生を生きていない、
将来を考えないようになって行きました。正直「共依存」の状態だったと思います。
短大に行き、母が入院してしまってから学校へもほとんど行かず、母にずっと付き添っていました。
母が退院してやっと就職したのですが、仕事も続かず、転職を繰り返します。
それは障害のせいもありますが、どこかに母の面倒を見るのが、一番という考え方も
あったせいだと思います。
色々あって、母や父から離れたいと思ったときに、結婚を選択し家を出るまで母との
依存関係は続いていました。で「共依存」を解消できたと思ったら、今度は夫との
「共依存」がはじまるのですが、これはまた別の機会に書きたいと思います。
私は周りに助けてくださる方がいて、母親であることを放棄しないで、ぎりぎり続けられて
います。が、母は自分が病気であることを父によって封じられ、外に漏らすことが
できなかったので、相談できる人が身内である姉だけとなり、とてもつらかったと思います。
思えば母もおそらくADHDで2次障害の躁うつ病持ちなので、同じ血を受け継いで
私がこのようなキャラクター(陰キャ)になったのだと思います。
私が何とか生きながらえているのは、まわりの支えてくださる方、子供たち、友人、
そしてウルフルズのおかげだと思っています。
緊張して体が硬くなっていても、ウルフルズの曲を聴けばのほーーんとして体の力が抜けて
気持ちが明るくなります。
こういう出会いがあってこそ、「見えない障害」、生きづらさを抱える人間が生きていく
勇気をもらえるのだと思います。
長々書いてしまいましたが、「ヤングケアラー」。本人は一生懸命なので、周りの人が
気づかない限り、ぎりぎりまで頑張ってしまうと思います。若いので、体力的には問題が
ないので、倒れない限り気づかれることも、そして当事者も若いだけに助けてもらうという
選択肢を思いつきません。学校の先生にもそのことを伝えることもなくそのままスルーして
しまいます。
私も短大になってから、やっと友人に普通に話すことができ、助けてもらいました。
今、この時もヤングケアラーの子供たちは、誰にもいえず、頑張っているのだと思います。
私は中学、高校のころ、自殺未遂をする母を見て、「死に対する憧れ」みたいなものが
ありました。それは自分の心の叫び、助けを求めたい気持ちの表れだったのではないかと
今になって思うのです。
誰か助けてくれる人がいれば、そんな気持ちを持たずに、明るく楽しい子供時代を送れる
のかも知れません。
「ヤングケアラー」である子供たちは自尊感情が低くなると思います。自分を守り、肯定して
くれる親がいないのですから。
外からこの問題に気付ける人っているのかな。「助けて」といえない子どもがへってくれれば
いいのですが。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。