今日は月に二回の習い事、フランス菓子教室の日です!
講師は、東京の有名な老舗洋菓子店のオーナーさん。とても人気の講座で、キャンセル待ちの方もいるそうですが、私と友人2人は、先生が別の場所で主催されていた教室の生徒だったので、先生の鶴の一声で優先的に入れて頂けたのです。
今日のお菓子はマカロンです。見た目は可愛らしいお菓子ですが、レシピとしては、結構難易度が高いんです。
教室のキッチンに入ると、既に友人の麻子ちゃんと由紀ちゃんが、私の席も確保しつつ、『マカロンの作り方』を読みながら難しい顔をしています。
どうしたの?と訊くと、「もっと簡単なのかと思ったら、すごく難しそうねぇ。マカロナージュとかピエとか、これってフランス語でしょう?よくわからない言葉も出てくるし、ちゃんと作れるのかしら?」と、珍しく弱気な発言の麻子ちゃん。彼女は、以前、先生のお店でアルバイトをしていたご縁で、お菓子を習い始めたので、お店の厨房にも出入りしていた経験から、知識も豊富なんです。
「このレシピのキモは、これね!」と、私に印刷された『マカロンの作り方』を手渡しながら、レシピを指差す由紀ちゃん。彼女は管理栄養士さんで、大手企業の社員寮で、日々の献立を作っている、言わば食のプロです。「生地の焼き方さえうまく行けば、後は何とかなると思うわよ!」と心強い言葉。
さて、先生もみえて、マカロン作りスタートです。生地作りのポイント、メレンゲ作りですが、これには、泡立て始めてすぐにお砂糖を入れたら駄目とか、ちょっとしたコツがあるので、それさえクリアすればピンと角の立ったメレンゲができます。
続いて「キモ」の焼き方ですが、これも生地を絞り出してからすぐに焼かない、とか途中で温度を30度下げて、何度かオーブンの扉を開けて中の蒸気を逃しつつ、乾かしながら焼く、という鉄則を、私達のテーブルでは由紀ちゃんの号令のもと、忠実に守ったので、出来上がりは先生にも褒めて頂けたほど綺麗にできました!
次回はカヌレを作るそうで、またまた楽しみです。