今年の泊まりでの山行は日本で3番目の高さ、3190mの「奥穂高岳」へテント泊で。
8月の23日夜に出発して24日に登ってテン泊、25日に下山。
ルートは毎度おなじみ新穂高ロープウェイ側から。上高地ルートなんて使った事ないw
新穂高~右俣林道で奥穂登山口~重太郎橋を通って荷次小屋址~穗高岳山荘~奥穂
地図上のコースタイムでは8時間となっていたのだが・・・
深山荘前の無料駐車場は夜中1時頃ついて駐車場の空きはそこそこあった。
平日だからまだ空いてる。休日なら12時には満車で渋滞がデフォ。
金曜日 02:51 駐車場を出発。

ロープウェイ乗り場前のロータリー。あれ?登山届けだしたりしてた建物なくなってる。

少し登ったところに移動してました。
03:21 右俣林道へ。毎度毎度この林道がイヤw

でも危険箇所は無いので夜中に出発してる。
ショートカットの夏道。これは危険かな。使ったけど。

ぬかるんでたり一本橋だったり崩落してたりする箇所があり。
04:20 穂高平小屋到着。

05:18 奥穂への登山口到着。

奥穂へ向かわず林道進めば槍平小屋へ行ける。
振り返れば笠ヶ岳。

ずーっと樹林帯歩き。なだらかで登りやすいように石も置いてあるので楽々。

嫁が獣臭さを感じ取る。クマか・・・
笠ヶ岳の小屋かな。

いつか登りたいけど笠新道は超絶急登のルートらしいし、小池新道から弓折乗越経由だと遠いしなぁ。
06:48 白出岩切道のレリーフ。

ここの直ぐ先に
06:51 重太郎橋

朝の水場の近くはちょっと涼しすぎた。

この梯子は木製だけどしっかり固定されてるので安心。

この先にはまだ鎖や梯子があるけど頼らないほうがよさそう。
固定金具が外れてたり、ぐらついたり。いつキレても不思議じゃない。
崖に沿って登っていく。

右側は沢。ものすごい高さってわけじゃないけど怖い。
07:42 鉱石沢との分岐。

標識が倒れちゃってて道迷いしやすそう。真っ直ぐ登っちゃだめ。右の方に印があって鎖張ってある。
鎖。岩が朝露でつるつる。

08:32 荷継小屋址。

鉱石沢の分岐からココまで急登の樹林帯が続く。燕の登り始めのところみたいな。
ここからが本当の地獄だった・・・

08:43 ガレ場の登り。キツイ、小屋にいつまでたっても着かないとは聞いていたけど・・・

登り始めは岩もちょうど歩きやすいくらいで道もしっかり出来てる。

乗鞍。景色見てる余裕もあったw
お!小屋でゴミ燃やしてる煙だ。

・・・とかね・・・
少し登ると草もなくなる。右手に雪渓。

シュルンド?空洞が出来てる。

近づくまで分からなかった。メチャクチャ穴でかいw

10:00 比較図。

10:24 この急さ。嫁が辛くなってる。

ってか雪渓越えてからが本当の本当の地獄だった・・・
雪渓越えたあたりから岩が大きく、浮石も多く、ルートの印も見上げる形では発見しづらい。

みんな書いてるけどあえて書こう。「山荘見えてるのにちっとも着かない」
13:05 やっと山荘の下まで来た。この辺りは岩が階段状に並べてあったりして登りやすい。

10m登っては休みって感じでゆっくり。
13:08 山荘到着。

駐車場からココまで途中で朝ご飯食べたりしたけど10時間くらいかかった。
コースタイム8時間ってのは普段まっっったく運動してない嫁には無理だったw
でも相当頑張った。流石空手で鍛えられてるだけあってド根性すごい。全然弱音吐かない。
涸沢。名物のテント少なめ?

13:09 いつか涸沢にも泊まってみたい。モルゲンロート見たい。

この次の写真が17:27なんだけど、なぜ途中の写真がないかと言うと、
テント張って遅めの昼ごはん食べたあと、そんな余裕ない地獄絵図が展開されてたからw
ポツポツと雨が降り出して、「あ~この時期はやっぱ夕立きたりしちゃうのかぁ」とか言ってたら
あっという間にものすごい大雨と雷と強風!帰ってから山荘のブログやツイッター見たらアラレも降ってたって。
それであんなテントを撃つ音が大きかったのか・・・
真横みたいな感じで雷なってるし浸水しないかヒヤヒヤ。怖かったけどカッパ着てフライを張り綱を直したり。
先週槍ヶ岳で雷に撃たれて亡くなってる方いるしシャレにならん。
やっぱ3000mの山の上はすごいわ。
17:27 恐怖もさり青空もどる。

奥に見えるコブの右端が前穂?
ポコッと頭でてるのが日本一危険なジャンダルム。

テントからの景色。

壮大な風景。

寒さはそれほどでもなかったかな。
晩御飯までは持ち上げたビールや梅酒でゆったりの筈だったのにテンヤワンヤで飲んでる暇なかったw
周りのテントのみんなのバーナーの音聞こえ始めたのでウチも夕食。
重いのに頑張って持ち上げた明宝ハムの塊とかナイフで切って。美味かった。
このあとも小雨がぱらついたり遠雷聞こえたりしたので早めに寝た。
嫁も流石に疲れてるようで即熟睡。
テントはアライのトレックライズ2
マットはモンベルのUL コンフォ-トシステムパッド
シュラフはイスカのAIR280
この状態でシュラフの中は暑い位。シュラフのファスナーあけてスパッツ脱いで素足の状態だったけど。
夜中に何度か目が覚めて外見たけど真っ白だった。
翌朝は3:30に起床。ドキドキしながら外見ると満天の星空!晴れた。
朝日を山頂で見るように準備開始。つっても水ちょろっと持つだけ。
時間少し早かったので撤収の準備。
一応防寒着を着て登ったけど歩いてれば汗かくくらい。
停まって景色見てると風で冷えるかなってくらいだった。
04:34 空が赤く。

この青と赤が混ざるトワイライト感大好き
04:36 宿泊客も準備開始。早い人は出発。

あっという間に明るくなる。
05:07 右の方に富士山。

05:11 もうすぐ出る

終末感

朝日を山頂で見ようって人は意外と少なかった。

05:17 でたー

ずんずん登っていく。


05:34 朝日とジャンダルム

このキレ方。こえー

ここを進めばジャンを越えて西穂へ。

いつかジャンだけピストンでもいいから行きたい。
山頂の祠で賽銭入れてノンノン。

この頃になって登ってくる人が増え始めた。

山荘へ戻る際に撮ったテン場

右から二番目、黄色のテントの左上のグリーンのが我が家。
張る位置が微妙に狭かった。もう一段下にすればよかった。
涸沢岳

昨日の夕日はあの山頂で見ようと思ったのに・・・
ヘリポートと嫁

涸沢を下に見られるなんて
テントに戻ったのが6:00頃。
撤収に一時間くらいかかってトイレ済ませて準備完了したのが7:20頃。
さぁ!・・・・・・・・・ガレ場下って帰るぞ・・・
07:23 下山開始。コースタイムは6時間の予定。

まぁ下りは余裕っしょw てな・・・
08:23 登りでは見つけられなかった「アビナイヨ」

09:29 荷継小屋址

流石に疲れが溜まってたか足がワラう。嫁も尻持ちついたりして危ない。
10:12 鉱石沢の標識。

ここで誤って鉱石沢へ登ってしまったのか、この日も道迷いの人が何人か居たらしい。
落石が多くて危険。

10:35 重太郎橋

11:45 奥穂登山口

工事関係の方の車と自転車が・・・乗せてってw
13:03 夏道まで戻る。

帰りは夏道使わずに右俣林道使ったほうが早かったかも。
夏道は恐々歩いて逆に時間かかったっぽい。
13:29 新穂高ロープウェイ到着。

駐車場の誘導員の方の冷たい視線がw
ロープウェイに乗りに来た観光客の横を薄汚い自分らが歩く申し訳なさと優越感。
なんつったってロープウェイから見てた山に登ってきちゃったんだもんね。
下りはバッチリコースタイム通り6時間で戻れた。
下ってきてからのお楽しみはなんと言っても温泉!
新穂高の硫黄臭の温泉もいいけどゆっくり入りたいので空いてる所がいい。
去年も入ったタルマの湯へ行こうと予定してたんだけど・・・
タルマの湯、3月に閉館してたー!
仕方ないので混んでるの分かってるけどひらゆの森に入ってきた。
サウナに何度も入ってしっかりよごれ落として気持ちよかった~。
帰りは高山から高速乗ると1車線で混むからせせらぎ街道使って郡上まで。
もう時間が遅くてパスカル清見の牛串終わっちゃってた。あと値上がってた・・・・
しょうゆ団子はまだやってたので何本か。
ちょっと焦げてて最高においしかった。

さぁ次はどこに泊まりにいこうか。
そうそう、グレゴリー バルトロ で検索してきてくれる人の為に、
今回本格的に山で使用となったので使い心地。
嫁の60Lザックの準備が間に合わなかったので、こっちが多めに荷物を持って
バルトロ75Lで16kg、オスプレーのケストレル28Lで8kg弱となったんだけど、
16kg背負ってても肩にも腰にも負担なし。
白出沢のガレ場登り時にも日帰り荷物の時と変らないくらい背負いやすい。
腰のホールドってのがコレほど重要だとは。
嫁のザックも好日山荘の方に進められたグレゴリーにしちゃおうか。