を見た。
原作はケン・キージーという人、
主演はジャック・ニコルソン。
テーマとしては当時の精神外科(ロボトミー)の問題を題材に、規則vs自由があるように思う。
暗いテーマではあるが、ジャックの演技が表情豊かでとてもよかった。
ジャックニコルソン演じるマクマーフィーが刑務所での労働を避けるために、精神病を自演。精神病院に入院するところから始まる。マクマーフィーがいることで、病院のルールに従うだけで積極性がまるでない患者たちの間に変化が生じていく。
展開部分:
ある日、マクマーフィーは病院を脱走することを計画する。そのために一夜、酒と女を持ち込み大騒ぎする。あくる日、婦長に咎められた患者の一人が自殺。それに対して激怒したマクマーフィーは婦長に襲い掛かってしまう。
その結果、病院側はマクマーフィーに対してロボトミー手術を施術。
感想:
ルールを徹底的に守る管理側とそれにしたがっていた患者側。
それに対して自由を主張したマク。
自由の大小としての責任。ロボトミー?
結果的に自由を強制的に奪われてしまった。
全体として、マクした事は明らかにルールは破っている。しかし人間的に悪とされるような事はしていない。
というか、あのストイックな生活をみると正しいのではとも思ってしまう。だって自立した人間だし、事実マクの行為に対しては楽しんでいるように見えた。
でもそこのルールがそれを完全にあくとみなして、罰を加える。
ルールが正しさの範囲を決めている。
それは本当に正しさなのかな??
っていう映画だと思います。