アタシ。
最近ちょっと体調良くなくて。
その上鼻風邪ひいて喉がね、唾飲むだけで痛い。
口内炎が右の唇のすぐ中に出来てて、話すと痛い。
偏頭痛のせいで耳鳴りがすごくて、ぼーっとする。
だから薬を飲むけど、薬が強くてウトウトしちゃう。
「100%元気なとこみたことないよ~。健康管理も仕事のうちだよ!!」
って笑いながらいつも言う社員さん。
言わないで。分かってます。
分かってるけどどうしようもないの。
病気を我慢するか、薬の副作用を我慢するかの2択なんです。
ホルモンの薬は辛くて、その度に、あたしは独りぼっちだなぁって思う。
でも、あたしには元カレがいつも頭や心の隅にいてくれて、守られることのない約束を繰り返し囁くんだ。
けど、違った。
沢山の中の一人になってしまったら、もう彼はあたしのものじゃなくて、あたしを慰めてはくれないんだ。
独りでもダイジョブだよ。
憂鬱なのはきっと、副作用のせいじゃなくて、あたしが弱いからだ。
淋しいのは君がいないからじゃなくて、アタシが独りぼっちだからだ。
アスファルトに沈む雨粒に溶けてしまいたい。
息をすると喉がピリピリ痛む。
雨音は気まぐれにアタシを落ち込ませたり、休ませたりする。
誰かの、「ダイジョブだよ」が欲しい。
その上鼻風邪ひいて喉がね、唾飲むだけで痛い。
口内炎が右の唇のすぐ中に出来てて、話すと痛い。
偏頭痛のせいで耳鳴りがすごくて、ぼーっとする。
だから薬を飲むけど、薬が強くてウトウトしちゃう。
「100%元気なとこみたことないよ~。健康管理も仕事のうちだよ!!」
って笑いながらいつも言う社員さん。
言わないで。分かってます。
分かってるけどどうしようもないの。
病気を我慢するか、薬の副作用を我慢するかの2択なんです。
ホルモンの薬は辛くて、その度に、あたしは独りぼっちだなぁって思う。
でも、あたしには元カレがいつも頭や心の隅にいてくれて、守られることのない約束を繰り返し囁くんだ。
けど、違った。
沢山の中の一人になってしまったら、もう彼はあたしのものじゃなくて、あたしを慰めてはくれないんだ。
独りでもダイジョブだよ。
憂鬱なのはきっと、副作用のせいじゃなくて、あたしが弱いからだ。
淋しいのは君がいないからじゃなくて、アタシが独りぼっちだからだ。
アスファルトに沈む雨粒に溶けてしまいたい。
息をすると喉がピリピリ痛む。
雨音は気まぐれにアタシを落ち込ませたり、休ませたりする。
誰かの、「ダイジョブだよ」が欲しい。
さくら。
バスで4時間 窮屈な地下鉄
耳をふさぐように ちいさくハナウタ
あの角をまがって 下向いてたどる 2つ分の足跡
奥の部屋の小さなオレンジのライト
蒸し暑い夕暮れ 君の汗の匂いをかいだ気がして怖かった
揺れる影を見つめてすくむ足
踏み込めずに逃げ出した公園で
池の隅に残され重なって風に揺れるピンク
髪をなでるのは湿っぽい夜の風だけ
あの長い指はもう あたしを音に組み込まない
東京は今でもぽっかりと穴が開いたように。
あたしの右側ばかり不自然に風が吹く。
東京は、2人分の思い出しかなくて。
あの時、思い切って部屋のドアを叩いてたら、何か変わったのかな。
君の部屋の前で引き返した夏のあの日。
辛くなるといつも、抱きしめられたあの胸の香りがする。
笑顔も声も思い出せずにいるのに。
息遣いと香りだけ、記憶から跳んでいかない。
もうすぐこの街にもサクラが咲いて、あたしはひとりで弁天橋へいくよ。
きっと赤い自転車で笑う無邪気な男の子に会える気がするんだ。
チメイショウ。
いろんなことにひっぱられたり。おされたり。つぶされたり。いろんなことになって、粉々になってしまったかんじ。
仕事中でさえ。
レジでもバーでも自身を持ってニコニコできないことに幻滅してしまいました。
そんな自分のいれたエスプレッソは、ほんとうにほんとうにまずくて。
どうしよう。
って、その場にうずくまってしまいそうだった。
音楽も、雑音に思えてしまうくらい。
ヘッドホンで聴いてるのに、聴こえてこないの。
ピノキオとは真逆に、木彫りの人形になってしまったみたい。