自分のことを晴れ女合格と思っていたけど、当日は残念ながら雨(´;ω;`)ウッ…
当日まではなぜか自信満々に天気は晴れ!とばっかり思ってた(笑)
でももしものことを考えて、ちゃんとしたレインウエアだけは揃えてた
事前準備では、年齢や自分の体力を考えると、少しでも自分がラクに登れるように考えるのに必死(`◇´*)o
特にレインウエアは
ちぇり汗かき→レインウエア着る→すぐ汗かく→ムレムレ→暑い→死ぬ
の方程式が恐怖でしかなく、調べに調べまくって結局はモンベルのレインウエア購入
ゴアテックスがよかったけど高かった(ノДT)

登山開始からレインウエアに
はじめは霧のような雨
少し降り出したりもしたけど、ひどい雨じゃなくてよかった
雨がふりこまないように顔周りのフードもきゅっとしめ、見た目はまるでピンクのペンギン(笑)
でもちゃんとしたレインウエアってすごーい!
ちょっとしたひさしがあって、顔に雨があたらない
しかもかなりびびってた「ムレムレ→暑い→死ぬ」も大丈夫そう(≧▽≦)
ほんと、着て登ってても雨があまり苦にならなかった
これならイケる( ̄▽+ ̄*)

と思ったのもつかの間、その後は富士登山の厳しさを思い知ることに
一番の難所は岩場だったけど、普通の登山道も地味にキツイ(;´・ω・)
ちょっとした階段でもツラくて、わきの方の少しなだらかになっているところを選んで歩く
平地ってとってもありがたいことなのね。。。と、今まで感じたことのない感情もうまれる( ノД`)
一番恐ろしかったのは、目的地の山小屋も見え始め、あと少し!ってところで現れた段差50センチくらいある階段Σ(=°ω°=;ノ)ノ
もはや階段なんて呼べない!まるでラスボス!!!!!!
こんなでっかい段差、階段にする意味あるのかー!ヽ(`Д´)ノ
見ただけで心が折れるわ(/TДT)/

ちょうどそこに通りかかった親子
びっくりしたことにお父さん、子供をおんぶして歩いてる!
すごい!尊敬する!!と思ったけど、よく見ると顔色真っ白Σ( ̄ロ ̄lll)
他人事ながら大丈夫ですか(;´Д`)と思ってたらお父さん、ラスボス階段発見!
速攻子供に「降りて自分で登れ」って言ってた(;´Д`)
そりゃそーだよね。そのまま登ってたら間違いなく死ぬよ。。。
人の心配もさることながら、はいつくばって登っても登れるかなーと途方に暮れそうになってたら、その降りた子供が階段のわきの段差のないところを走っていく
そこがあるじゃんひらめき電球
あまりのラスボスの衝撃的なビジュアルに、いままでしてきた登り方までふっとんでた
あーよかったε-(´∀`*)ホッ

登り始めがなんだかんだで10時半過ぎころだったかな?
早めにでたから4時ころには余裕で山小屋に着けるだろうと思ってたけど、全然甘かった(iДi)
たどり着くまでは、もうほんとに無理かもしれないと思ったし、予約した山小屋はあきらめて一番近い山小屋に泊まった方がいいんじゃないかと何度も考えた
それは友達に遭難しそうになったことを聞いてたのが大きかった
友達は山小屋にたどり着けず、運よく途中の山小屋に泊めてもらえたと
でもそこにたどり着けたのも夜9時過ぎで、もう食事は食べることができなかったと
ほんと、そこに泊めてもらえなかったら死ぬとこだったと
夕方になると、雨はやんでいたけど風が出てきてとても寒くなってきた
普通ならなんてことないだろう坂道も、1~2メートル進むのもやっとだった
すぐそばに見えている山小屋でさえ、たどりつくのに何時間もかかるような気がした
ちょっと進んでは休憩。休憩の時間の方が多かった
でも休憩していると、一気に身体の熱が引き、すぐに寒くなる
あんなに暑さを心配していたのに、本当に怖いのは寒さの方だった
体温が冷め切って震えだす自分の身体と、風のびゅうびゅういう音と、曇っていたからいつ暗くなるのかわからないその状況がすごく怖かった
このままここで動けなくなったら死ぬ。。。
本当にそう感じた
その場に居つづけるのが怖くて怖くて、急いで歩き出す
でもすぐへばる(;´Д`)
その繰り返しだった

無事に山小屋にたどり着くことができて良かったーーー!!!!!(ノ◇≦。)
家の中って本当に快適で安心できるんだなって改めて実感!
夜に外のお手洗いに行ったとき、真っ暗で何もない視界の中にピューピュー白く吹き付ける風が目に見えて、もしあのまま途中で動けなくなってこの環境で夜を過ごしたら・・・本当に危なかったとまたあの恐怖が蘇ったY(>_<、)Y
真夏だし、たくさんの人が登る富士山だしと気楽に思ってたけど・・・
富士登山恐るべし( ノД`)シクシク…