標題は、私が今読んでいる本のタイトルです。
まだ全部を読みきってはいないのですが、「ふむふむ、なるほど~」と
思わせてくれる内容。
今のところ、私の心に深く残っているのは、
「いたずら」は自発性のある「良い子」の姿。という言葉。
赤ちゃんがハイハイなどで自分の体を動かせるようになると、
「いたずら時代」の始まりなのだそうです。
確かに、家中のあらゆるものを触ったりひっくり返したりするように
なりますもんねー
家中散らかるし、親としては困ったもんだ、と思い勝ちなのですが、
「いたずら」というのはすごく重要な発達課題なのだそうです。
「いたずら」とは自発性に基づく、好奇心のあらわれ。
好奇心から色々なものを探索する行動=「いたずら」は、
自分から物事を模索したり打開したりしていく力を育てるようです。
それって、いわゆる「生きる力」と呼ばれるものかな。
「いたずら」を「ダメダメ」と無理やり押さえつけられてしまうと、
自発性が乏しくなり、果ては不登校につながることもあるとのことです。
1歳を過ぎて、royもmimiもいたずらがますます盛んになり、
気づけば私は、「やめてちょうだい」と言う回数が増えていました。
でも、上記の事柄を読み、ふっと気持ちが楽になりました。
そっか、いたずらを無理やりやめさせる必要はないんだな。
いたずらを嬉々としてするroyとmimiは決して悪い子なのではない。
むしろ、「良い子」なんだなー。
…と思えるようになったからです。
しかも、いちいち「やめてちょうだい」と言う必要もなくなったのですから
後片付けは大変ですが、自発性を押さえつけてしまうことがないよう、
時には忍耐で、royとmimiのいたずらを見守っている今日この頃です
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