1993年にカンボジア王国が誕生してから、16年。
みなさんがカンボジア対して抱くイメージはどういうものですか?
内戦、ポルポト、地雷・・・、でしょうか?
私は1983年に生まれたカンボジア人です。
子ども時代を戦乱の中で過ごしました。
このブログでは、私の経験したこと、お父さんお母さんの経験してきたことや当時の思いについて書いていきたいと思います。
もちろん、暗い話ばかりではなく今のカンボジアの楽しいお話も書いていきたいと思うので、どうぞ皆さん、カンボジアのあれこれを読んでくださお話も書いていきたいと思うので、どうぞ皆さん、カンボジアのあれ1993年にカンボジア王国が誕生してから、16年。
みなさんがカンボジア対して抱くイメージはどういうものですか?
内戦、ポルポト、地雷・・・、でしょうか?
私は1983年に生まれたカンボジア人です。
子ども時代を戦乱の中で過ごしました。
このブログでは、私の経験したこと、お父さんお母さんの経験してきたことや当時の思いについて書いていきたいと思います。
もちろん、暗い話ばかりではなく今のカンボジアの楽しいお話も書いていきたいと思うので、どうぞ皆さん、カンボジアのあれこれを読んでくださお話も書いていきたいと思うので、どうぞ皆さん、カンボジアのあれこれを読んでください。
カンボジアのヒルの話①
記念すべき第一回目の記事はヒルについてです。
カンボジアは東南アジアで最大の湖、トンレサップ湖があります。
乾季でも琵琶湖の3倍、雨季は10倍にまで広がる(ヒマラヤの雪解けによる)湖です。
淡水魚の漁獲量が世界一とも言われているこのトンレサップ湖には魚以外にも、水鳥やわになど多くの生物が暮らしています。
さて、淡水魚のたくさんとれるこの湖では、多くの水上生活をしている人々が見られ、シェムリアップから半時間ほどで訪れることが可能なので、カンボジアの観光地にもなっています。
当然彼らの生活を支えているのは漁業ということになりますが、漁を営む彼らを悩ませるもののひとつに、そう、ヒルがあります。
ヒルが体にくっつくと血を吸われてしまいます。
なかなか離れず、気持ちの悪い思いをするわけですが、でもそれだけではないんです。
チュルンクロバイ(水牛のヒル)という種類のヒルがいて普段は水の中にいます。
いつも水の中にいる水牛なんかにくっついて血を吸ったりするヒルなのでチュルンクロバイ(水牛のヒル)というのです。ですが、水牛だけでなく人間やその他の生き物にもくっつきます。
このヒルは体にくっついて血を吸にうだけでなく、魚を獲ったりするために長時間水の中にいたりすると、おしりの穴とか、おちんちんとか下の穴から入ってしまうそうです。
かくいう私も16歳のときに魚を獲っていて何やらかゆくて痛いと思ったら黒くてほど長いもののしっぽが出ていました。このまま入ってしまうのは怖いので急いで引っ張り出しましたが、2日ほど腫れて、とても痛かったのを覚えています。
このヒルですが、男性と女性では入ったときの様子が違うようです。
男性の体内では長く生きることができないためすぐに出てきてしまいます。
女性は出て来ないので出さないといけません。
カンボジアでは女性の体にヒルが入ったときに出すための伝統的な方法があります。
トゥバルボックという料理の材料をつぶしたり粉を挽いたりする入れ物に
①沸かしたお湯
②タマリンドの葉っぱ
③純金
を入れてサウナのような状態にし、裸になってその上にまたがります。
そのまま30分~1時間ほどそのままでいると自然に出てきます。
妹もこの方法で昔ヒルを追い出しました。
それから今度は山の中のヒルの話。
写真のヒルは”ティアッ”といいます。
小さいですがこのヒルもなかなかあなどれません。
このヒルは水の中にはいません。
木の枝にくっついています。
生き物が近くに来るとピュッと飛んで来ます。
もし、このヒルがピュッと飛んできたら隠さないといけないのは、おちんちんやおしりではありません。
実際にあった話を読んでくださいね。↓
今から8年前、ある村に一人の少女がいました。
その少女は毎日樹液採りと畑の仕事をしていました。
ある朝、水牛が引っ張る荷車に乗って森へ出かけました。
森の中で、きゅうりの畑を作りました。
10時になってお昼ご飯を作るための薪をとりに行くようお母さんに頼まれ、薪を採ってから、顔を洗おうと川に向かいました。
川までは小道が続いていて、歩くと周辺の木や草に体があたります。
そこにティアッの住んでいる木があって触れてしまいました。
たくさんティアッが飛んできます。
体のあちこちめがけて飛んできたのですが、その一匹が耳に入ってしまいました。
でもその少女は何か虫が入ったのかな、としか思わず、虫が入るくらいのことはよくあることなので家に帰っても誰にも言いませんでした。
そんなことがあってから、しばらくすると頭が痛くなってきました。そして体はどんどん痩せてゆきます。
両親は病気だと思い、漢方薬を飲ませたりしたけれど、いっこうによくなりません。
いつもいつも頭が痛くてたまりませんでしたが、そんな痛みも束の間ですが止む時がありました。
お母さんに頼まれて家族のためにご飯を炊いているとき、熱くなった鍋のふたを頭にのせると、痛みがなくなります。だから少女はしょっちゅう鍋のふたを頭にのせて頭の痛みがやわらぐようにしました。
でも鍋にきちんとふたをしてないのでご飯がうまく炊けません。
家族が食べるとお米は生のままで食べられません。
そういうことが毎日続きました。
ある日お母さんはたまたまその少女がご飯を炊くときに頭にふたをのせているのを見ました。
お母さんは、少女を強く叱りました。
その時、強い力で鍋のふたを使って少女の頭をたたきました。
すると頭がぱっくりと割れて少女は死んでしまいました。
少女の頭からは大量のティアッが出てきました。
ティアッは少女の頭の中で卵を産み、養分を得て大きくなって暴れて少女の頭を痛くしていたのでした。
ティアッは熱いのが苦手なので、熱くなった鍋のふたをのせると暴れなくなるため、症状がやわらいだのでした。
家族はとても悲しみました。
それ以来、その村ではティアッがいるところでは耳をふさがなければならないと皆に知らせたそうです。
