踊り子さんの引退・休業 | あるけみすとのつぶやき

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すとりっぷ♪劇場で感じたことを徒然なるままに…

 今日、ある踊り子さんの引退情報にふれて驚き、信じられない気持ちでいっぱいになっている(←未だ"一次情報"に触れてないので尚更…)。

 それと同時にその踊り子さんのファンの方の"取り乱す姿"に、つい自分のコトを思い出してしまった…。オイラが観劇を始めて二年余り、さほど長くない観劇歴のなかでも、何人かの踊り子さんの引退・休業を体験した。その中で一番思い入れの深いのは、桃瀬れな嬢の休業だった。

 実は、オイラとれな嬢との関わりはさほど長くなく、たった半年程度だった。初めは、優さんのライスカレー>ライスカレーの師匠ほのたん>ほのたんのチーム『完全ロリータ宣言』の相方・桃瀬れなとして興味を持った。でもれな嬢を観劇するときは、1)震災後、仙台ロック再開の初日・7月1日、2)例の仙台『4香盤5回廻し』の1日など、なぜか思い出深く濃密な香盤が多かった。

 ある時ポラコメの中で引退(←後日、周囲に説得されて休業に変更)の意志を伝えられてショックを受けた。そして、出来るだけ観劇してその姿を目に焼き付けようと思った(…といっても、大した回数は見れなかったが…)。浅草では、ステージの上から「なんでいるのー?」と言われ(もちろん声は出さずにw)、次のステージで手を振ってもらったことを今でも覚えている。それからデラカブで念願の『完ロリ』観劇、そして1頭の浜劇観劇がオイラにとってのお別れになった(れな嬢にはその後、東洋での最終週が残っていた)。彼女にとっては楽日でも何でもない日(むしろ5周年の周年週)の4回目のポラのとき、花束をわたして「笑顔で」とお願いして撮影した。彼女の笑顔に対して、オイラは涙ぐみ、言葉に詰まっていた…。

 たった半年の関わりで、件のファンの方のその踊り子さんに対する想いには比べるべくも無いことは重々承知している。でも、だからこそ、その人には後悔のない日々を過ごして欲しいと、心から思う…