死ぬかと
思いました。
本当に。
寒い冬場「お風呂でヒートショック」という現象を避けたいと思い、ここ数年は脱衣所兼洗面所に小さめの灯油ファンヒーターを設置して使用していました。
最近になって「ファンヒーター調子悪い感じがする」と思っていました。
「ぼぉっ、ぼっ」
と音がしたり、
ツンとするような臭い
がしたり。
結構長く使ってきたし「今シーズンで買い替えかな」と思っていました。
昨夜、夫が
「風呂（脱衣所）のファンヒーター、やばいね。不完全燃焼してるね」
と言いながらお風呂から上がってきました。
末っ子小4女子も
「ファンヒーター、臭い！
」
とお風呂から上がってきました。
真ん中っ子小6男子は…（コメントなし）ダッシュでお風呂から上がってきました。
続いて、私がお風呂に入ろうと、着替えをもって脱衣所に入り、「ファンヒーター消してあるけど、くっさ」と思いつつ歯磨きをしようと洗口液を口に含んで、歯ブラシを手に取って、
次の瞬間。
ものすごいめまい
が！グワングワンなんてものじゃなくて！！
衝撃や音がしないけど震度5強くらいな感じで、慌てて洗面台に手をついたけど！！「地震じゃない？！」
もう次の瞬間には吐き気
がして。
違う
！ヤバい！！
脱衣所兼洗面所のドアを開け、OFFになっていたお風呂の換気扇のスイッチをONにして。
脱衣所脱出、手をついて這うように移動、リビングへ。
そこでも換気扇をつけ、窓を開けて。
流しで洗口液を吐き出し、窓辺で何度も深呼吸。
なかなか吐き気とめまいが消えませんでしたが、少しずつ症状が弱くなっていくのが分かったので、病院受診は見送り、1時間くらいは横になっていたでしょうか…
夫や子ども達には特に気になる症状は出ていなかったので、本当に安心しました。
私は、若干気持ち悪さとめまいは残っていましたが、お風呂はあきらめ、就寝しました。
翌朝、何となくふらつきは残っていましたが、ふだんとあまり変わらずに過ごしていたら徐々に元気になって、今のところはこれといった不調はありません。
ふうぅぅぅぅっ
何とか助かったようでございます。
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一般社団法人化学工業協会のアクティビティノート第 322 号(2023 年 12 月)に掲載されているコラム「怖い一酸化炭素中毒」によりますと、一酸化炭素の濃度が0.32%（3,200ppm） になると、5～１０分間で頭痛、めまい等の症状が現れ、およそ３０分間で死亡
と、ありました。
私が脱衣所兼洗面所に入ってから激しいめまいと吐き気に襲われるまで、ほんの1～2分でしたので、もっと一酸化炭素の濃度は高かったかもしれません…
すぐにその場を離れて、本当に良かった～～危なかった～～
危うく死んでしまうところでした
人間の体内をめぐる血液には、酸素を運ぶ「ヘモグロビン」という成分が赤血球に含まれています。
このヘモグロビンと酸素が結合して、体中に酸素を運んでくれるわけですが、
一酸化炭素の方が、酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結合しやすい
とのこと。
一酸化炭素の濃度が高いほど一気に体中が酸素不足に陥って、死に至ってしまうのですね…
質が悪いことに一酸化炭素は空気と比重がほぼ同じ、無色、無臭ですから、気づかない！！
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今回の大失態から私が学んだことは、
（１）石油ファンヒーターなどの火を使う暖房機等の不調の対応は後回しにしない、すぐに使用をやめること
（２）火を使う暖房機等を使用中はこまめに換気をすること
（３）一酸化炭素は本当に怖いということ
でございました。
covid-19禍を経験したこともあり、冬場でも換気をこまめにするようになったと思っておりましたが、今回の一件でますます換気の大切さが身に沁みました
。
火を使う暖房機等の不調は、悠長にのんびりと後回しにしてはダメですね。
また、化学の知識としても、もっと一酸化炭素の怖さを前面に押し出して学生さんに伝えたいと思いました。
次年度の化学の授業では、一酸化炭素が出てきたらすかさず、自戒を込めて、恥をさらして（苦笑）、脱線してみたいと思っています。
＊＊＊追記（2025/03/10）＊＊＊
夫がさっそく小型の‟セラミックファンヒーター”を洗面所兼脱衣所に導入してくれました～！！
ちょっと電気代はかかるかもしれませんが、「不完全燃焼」はないし、灯油を入れなくてよいし、温かいし（ヒーターなしは新潟県長岡市の3月にはまだ厳しい）…
夫氏、ありがとうございます～
ちなみに調子の悪くなった石油ファンヒーターはなんと2007年製…長い間温めてくれてありがとう！！お疲れ様でした！！
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」のお願いに、みんなお行儀よく頑張りましたが…
」
づくり」〜
．．．
を混ぜたり，
も混ぜたり，