★原理


・99mTc-リン酸化合物がリン酸カルシウム代謝の亢進した部位に集積することを利用したシンチグラフィ。


・骨転移巣の検出には最も鋭敏な画像診断法として広く利用されている。


・癌細胞によって正常な骨芽細胞が活性化、血流量も増加するためリン酸カルシウム代謝が亢進する。


 


★注意点


①集積するのは腫瘍そのものではなく反応性に活性化した正常骨組織である


②集積自体は非特異的で、転移性がん組織だけではなく原発性骨腫瘍、骨折、炎症性病変が鑑別にあがる。集積部位に関してはCT、Xp上で転移以外の原因の否定が必要。


※肺性肥厚性骨関節症:肺癌、肺膿瘍、胸膜炎、肺線維症などの肺、胸膜疾患に伴って骨膜反応、皮質肥厚、関節炎を認めるもの


 


★シンチグラム≠シンチグラフィ


・シンチグラム:体内に投与された放射性医薬品からの放射線(γ線)によって感光された画像を指す。


・シンチグラフィ:シンチグラフを撮影する機械もしくは撮影する行為そのもの