こんにちは
ネイルスクールチェルシーです
チェルシーブログをお読み頂き
誠にありがとうございます
説明会の時に
「ネイリストって、やっぱり儲からないですか?」
と言うご質問を時々頂きます。
今日は、このご質問に
お答えしていこうと思います
儲からないですか?と聞かれると言うことは、
きっとある程度下調べされてからお越し頂いてるんだろうなと思うんです。
結果を先に言ってしまうと、
誰もが儲かる職種じゃないよ!
と思います。
めちゃくちゃ高額収入を目指すなら、
ネイリストを目指さないか、
ネイル業界で一握りの、誰もが知る
トップオブトップネイリストになるか
のどちらかです。
そこそこ高収入(¥1,000万近く)を稼ぐなら
不可能ではないけどめちゃくちゃ大変です。
生活に必要なお金を稼ぐ程度なら
大変ですが可能です。
では、もっと具体的にお話していきますね
まず、ネイリストと一口に言っても
労働形態が色々あると思います。
大きく分けて
サロン勤務 自宅サロンなどフリーのネイリスト 店舗サロン経営 あとは、講師業についても少しお話させて頂けたらと思います。
サロン勤務ネイリスト
どんなサロンに勤務するかによって左右するかと思いますが、かなり大手のサロンに就職できれば初任給18万円ほどのようです。
でもそれも神戸大阪等の大都市に限っている気がします。
加古川近辺は田舎ですからね
14万円から16万円ぐらい貰えればいい方ではないでしょうか。
そこにプラスして歩合が付いたりするサロンもあるので、頑張り次第でアップできます。
アルバイト雇用ですと、最低時給を視野に入れておいてください。
令和4年3月現在兵庫県の最低賃金¥928です。
それより高いなら、かなりラッキーだと思います。
こう書くと厳しいような気もしますが、今のご時世どんな職種でもそこまで変わらないのではないでしょうか?
どうせ変わらないなら自分の好きなお仕事でやりがいを感じながら働ける分、ネイリストは素敵な職業だと思います。
ゆくゆく独立される方も多いので、勤務ネイリストの間は薄給でも修行期間と捉えて頑張る方も多いですよ。
また、経験を積んでからお給料の高い高級サロンへ転職される方も多いです。
自宅サロンなどのフリーネイリスト
私自身、自宅サロンをしていると、
「自宅サロンて儲かるの?」
と、聞かれる事がプライベートでもちょくちょくあります
やっぱり皆さん気になる所なんですかね
私はいつも、
「儲かってる自宅サロンもあるだろうし儲かっていない自宅サロンもあると思うよ~」
と答えています。
まぁ、
無難に普通の事返してます
でもね、この回答一理あるなっていつも思ってるんです。
ネイルに関わらずどんな業種でも同じ業種なのに儲かってるお店と儲かっていないお店ってありますよね?
その差ってなんですか?
商品のクオリティーなのかお値段なのか接客なのかはたまた何かコツがあるのか…
って、そんな事すぐ答えられるなら潰れるお店なんてないですよね
きっとみなさん日々試行錯誤され、技術を磨き、商材を厳選してなんとか利益を出していらっしゃるのではないでしょうか?
ネイルだって同じです。
同じ検定級取得していて、同じ商材を使っていても赤字サロンもあるでしょうし、結構売り上げていらっしゃるサロンもありますよ。
大切なのは検定取得した後
どのようなサロンを作り、
どの様に運営していくかで天と地ほどの差が開くということです。
売り上げをしっかり出す事は簡単な事ではないので、それなりの覚悟と努力と閃きと運が要ると私は思っています。
それはどんなお商売だって同じこと。
やり方次第ではサロン勤務の平均年収
(サロン勤務ネイリストの平均年収約¥350万)
を大きく越える事は可能です。
好きな仕事を楽しみながらやれて、
満足なお給料が頂けたら
これほど幸せな事ってないですよね。
店舗サロン経営
店舗を構えているというだけで、
自宅サロンよりも信頼度がググッと上がります。
なぜなら大きく看板を掲げ、お家賃や光熱費、運営費などの経費は最低でも毎月そこそこかかります。
毎月売り上げゼロスタートではなく、マイナススタートです。
ある程度売り上げてやっとプラスマイナスゼロ。
これはもう、よほどやる気がないとチャレンジできませんよね。
その分、お客様への信頼度につながりますし、
店舗だからこその集客等も見込めます。
席数と人材が確保できれば売り上げは自宅サロンの何倍にも跳ね上がれます。
(¥1,000万超える方もチラホラいらっしゃいます。)
大きく売り上げを出したいなら店舗サロン経営がオススメです。
その代わり、ネイルの事ばかり考えているわけにもいかず、経営や集客、運営の事をより一層考えていかなくてはなりません。また、失敗した時のリスクも大きいので計画的に物事を考えていかなくてはいけません。
ネイル講師
日本ネイリスト協会には認定講師制度というものがあります。
検定試験を執り行う日本ネイリスト協会から直々に認定されている講師の事で、技術はもちろん、検定試験におけるノウハウや、最新の試験での変更点や失格減点対象をしっかり学んだ講師です。
検定試験の試験官も務めるので、まさに検定のエキスパートです。
ネイリストのお仕事は意外と体力仕事で、年齢を重ねるとしんどい部分があるのは否めません。
しかし講師なら、年齢を重ねても続けていきやすいですし、ネイリストの中で「認定講師」と言う肩書きはかなり崇められております
お給料もネイルスクールはもちろん、ネイルサロンにおいても「認定講師」と肩書きが付くだけでググッと上がります。
ただし、認定講師資格を取得するのはかなり難関で、日本におけるネイルの最難関試験と言われております。
認定講師試験を受けるのに「そんなに練習してないけど受かっちゃったぁー」なんて人は絶対にいません。
いたとしたら、サロンワークをめちゃくちゃハードワークでこなしてきたり、コンテスト出まくってたり、別の所で練習しまくりの強者です。
だからこそ認定講師という肩書きが崇められるのです。
ネイルを始めたいけど年齢がネックになっていらっしゃる方には、講師を視野に入れる事を私はオススメしております。
何か一芸秀でる物があれば選ばれやすいですからね。
以上が私が思うネイリストのお給料事情です。
ネイリストはよほどの努力と工夫をしなければガッポガッポ稼げる職種ではない上に、日々練習が要りますし、練習するためには材料費がかかったり、セミナー参加するならレッスン費用がかかります。
また、働き方には向き不向きがあると思います。
金銭面だけを視野に入れずに、雇われる方が力を発揮しやすい方、独立した方が力を発揮しやすい方がいらっしゃいますので、ご自身はどちらが向いているかもよく考えてみてください。
やりがいとお給料のバランスや、ご自身のライフプランをよくお考えになって、しっかりお決め頂きたいと思います。
まとめ
- ネイリストで高級取りは難しい(でも不可能じゃない)