先日ウェディングドレスの展示場に行き、驚いた事がありました。
大阪の有名な場所でしたので、展示点数はなんと 数百にも及び
ました。
しかし、驚いたのはその膨大な数ではなく、僅か数点のウェディング
ドレスに関してです。
その数点のドレスは他のものとは違い、いわゆる オーダーメイドの
アイテムで、高名なデザーナーがその方の為だけに作成した作品です。
始めにそれらのドレスを見たときは、地味すぎるものや、やけに刺繍の
目立つものなど突飛な物が 多く、正直微妙に感じていました。
しかし、そのドレスを実際に依頼した方が着ている写真を見ると、
そこには言葉では言い表せないオーラがありました。
その方の持つ魅力を最大限まで引き出した製作者の技術と思い。
そして、そのドレスを身に纏っている喜びの笑顔。
拙い言葉で恐縮ですが、本当にそこには感動がありました。
業種は違いますが、【幸せな時間を提供する】という同じ思いの
仕事を持つ私には、色々な事を 考えさせられる時間になりました。

