仕事の支度をし終え、家を出ようとした頃に、サイトからの正式登録のメールが来た。



そして、そこで初めて募集元さんからのメールの返信が読めて。



飼育環境や猫を飼った事があるかどうか、何故その子が良いと思ったのか?住んでいる地域は?



などの質問があり。




そして、私の質問への答えは。




募集元さんの都合で、最大でも9月いっぱいまでしか家に保護しておけないが、ギリギリまで母猫の母乳をあげたいのは良く分かると同調してくれた。




私はそれに簡潔な返信をして、これから仕事のために詳しくは明日のやり取りになってしまうと返信した。




そしてその翌日。



何度かやり取りした後に電話番号を教えてくれたので、ラインの交換をして。



相手の条件を含め色々と、詳しくやり取りをして、更に電話でも話をして。




やはりぷーたは、かなり多くの問い合わせがあったらしい。




が、乳飲み子の飼育経験も無いのに、すぐに貰いたいというような問い合わせも多かったりとか。




遠方からの問い合わせも多かったらしく。



子猫の長距離移動は、あまり好ましくないし。




ギリギリまで母乳をあげてほしいという私の質問に、募集元さんは共感してくれたそうで。



私を一番の里親候補にしたいと思っていると言ってくれた。




私はその人との最初の方のやり取りの時に。




まだ、うーたを病気で亡くして2ヶ月しか経っていなくて、忘れられないという話もしていて。



まだ新しい子を迎える気は無かったけど、色々な事が重なって、その子が気になったこと。



その子との縁がつながれば、うーたと同じように大事にしようと思っているという話もしていた。




その募集元さんも飼っていた猫を亡くした経験がある方で、私の気持ちを凄く分かってくれて、私の気持ちに寄り添った返事をくれていた。



そしてやはり、新しい子を飼うことによって、前向きな気持ちになった経験があるから、きっとこの子を迎えれば気持ちも変わりますよというような事を話してくれた。




そして、ギリギリまで母乳をあげたとして、譲渡時期は9月末の週末が良いとの事で。




そこをお迎え予定日としたいとの相手の希望で。




それがまさに、私の家の工事が終わって元の家に住み始めるタイミングとぴったりだったのだ。



私はこの募集元さんに、家の工事の話は一切してなくて。




お互いの条件が合わなければ、それもまた運命という気持ちがあったのに。




ここまで色々と、とんとん拍子だと、本当に運命を感じざるを得なかった。



でもお互いに初対面同士なのに、譲渡時期が一ヶ月先になるというのはお互い不安になるのでは?という話もして。



だから一度、ぷーたの顔を見ませんか?という話で、私は前もって、募集元さんとぷーたと会ったのだ。




ほんの3分ほどだけど。



その時のぷーたは、手のひらに余裕で収まるサイズで、まだ、歩くのもままならない状態だったし、毛もまだ薄くて、鼻には毛がほとんど生えてないような状態の完全な乳飲み子だった。




本当に300グラムも無かったと思う。




そしてそこでお互いに、もう一度譲渡の意志の確認をしあって。




それからは、ある程度定期的に、ぷーたの様子が写真や動画で、ラインで送られてきて、ラインで確認し合うような感じになった。




順調に育ってくれているぷーたの写真などを見ているうちに、旦那と話して、ぷーたの名前を決めて、募集元さんもその名前で、ぷーたを呼んでくれていた。




私が新しい生活になっていたのもあるけど、段々じわじわと、私はぷーたのママになるんだなーという自覚も出てきて。




新しい動物病院を探したりとか、子猫の離乳食などの勉強をし直したりとかするようになった。





でも、それと同時に旦那の、うーたが可哀想発言が始まった。



私はその度に傷ついていたけど。




本当にすれ違い具合が酷すぎる生活だったので、色々と深く話せないままに、私が旦那のお母さんの前で怒る事件が起きてしまった。






ぷーたとの縁は、こうして色々な偶然が重なり合って、本当に繋がるか繋がらないかのギリギリなとこで繋がったのだけど。




この件もあり、私と旦那の溝に更にヒビが入ったのもまた事実だった。




旦那との話は、まだ話し合い途中だけど物凄い長くなるので、また後で少しずつ書いてきます。




話し合い途中と言っても、本当に時間が合わないので、少しずつ時間を合わせても時間に限りがありすぎて、話し合いが進まないというのが実際のとこ。




なので、実際ちゃんとゆっくり話したのは、まだ2.5回位です。(汗)



とりあえず今回はここまで。




ぷーたとの縁が繋がった話でした。、