今日は、昨日から引き続き、

『発達精神病理学』

を視聴しました。


まだ最後の講まで視聴し終えていないのですが、

精神科医の先生のお話は今日観た講をもって終了しました。


全体を通して、自閉症スペクトラムの子どものお話

が出てきました。


自閉症スペクトラムは、遅れだと理解している。


そのうちできるようになる。


しかし、放っておいてできるようになるわけではない。


子どもの発達につきあっていければ、

その子の持っている発達のペースで発達していく

ことができる。


少し、言葉が出てくるようになると、教えられると

思うから、つい欲が出てくる。


“よしここで教えなきゃ”と考えるのは最大の危機で

ある。


子どもができていないということは、通じない領域

だからできない。


かつての体験だったり、今、キャッチしている情報

だったりがずれているということ。


ここまでは、幼児期のお話です。


最後に先生が話されたのは、


失敗させない子育てが行われているのは、

子どものためですか?


親が傷つかないため、親が非難されないため

ではないですか?


「生きる」ということに私たちが求めている価値は何ですか?


これが結局分からないから、正しい育ち方などは

作ることはできないのではないか。


正しいと分からないから私たちは支えてもらうしかない。


私たちが正しいと思っていることは、多くの人から

認められるということを私たちが勝手に正しいと

思い込んでいる。


子育てで孤立してはいけない。


子どもは地域(社会)で育てるもの。




話を聞いている途中から、私の子育てにスポットを

当てていました。


長男、次男ともに中学受験をさせて、私学に通わせました。


後に、長男から

“あれは要らんかったで”


次男からは、

“地元の友だちと離れるのは嫌だった”

と聞かされました。


息子たちの成長を待たずに先回りしてたんですね。

当時は、良かれと思ってしていました。




先生の講義、大変貴重なものになりました。

ありがとうございました。