chef-naoyaのブログ

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Food is Life
"食"を通じてハッピーに

Amebaでブログを始めよう!

ふと、思い立ってこのブログ開いてみると、、4年も経っていたことに驚き。

 

ちょうど世界でコロナが蔓延する直前に約5年住んだオーストラリア、メルボルンから帰国することを決め、今はご縁あって大分・別府で旅館、ホテルを営む会社に勤めて早3年が経とうとしています。

 

 

しばらくの間、料理のお仕事から離れ、2020年にオープンしたホテルのマネージャーをさせていただき、紆余曲折を経て、この春から料理長としてまた料理のお仕事に戻りました。

 

離れている間は、レストランのメニュー開発、オペレーションの仕組みづくりなど、今までしてきた事とはまた違った視点で一つのチームが出来ていくところに携わることができ、料理以外でも仕事の幅が増え充実した期間でした。

 

働いているキッチンのメンバーを外から眺めながら多くの気づきがあり、間違ってなかったなぁ、と思うこともあれば、逆に過去の自分への反省なんかも多くあり、良い意味で”答え合わせ”しているような感覚。。。 少しは成長できたかな。

 

しかしながら、地元の食材と向き合ったり、新しいものを作ることは今でも発見ばかり、久々の日本の食材もやっぱりよき!

 

 

さて、4年ぶりの今回は靴。 お仕事の靴。

 

職人は包丁などの道具はもちろん、身に着けるものにもこだわりを持ちたいもの。

やっぱり自分がしっくりくる道具でこそ良いお仕事ができるのかなって思います。

 

今回新調したのはこれ

【 NIKE フリーラン 5.0 】

 

ナイキって料理人らしくないし、ランニングシューズなんですが、これにはワケがあって。。

 

数年前、なかなか仕事もプライベートも上手くいかず、本当にしんどい時期があり、毎日毎日体が重く、新しいことに挑戦できずにただ日々の単調な仕事をこなす時があったんです。

 

若い時には鉄板が入った重たーい安全靴、クロックスのキッチンシューズなんか色々履いていましたが、サボタイプの靴はかかとを擦って歩く感じがなんとなくやさぐれてる感じがして、どうもしっくりこなかったなぁなんて思いながら、どうにかして足取りだけでも軽くしたいと考えていた時、パリでご一緒したシェフがナイキの靴を履いていたのをふと思い出して、アウトレットショップで見つけたスニーカーを履いて仕事をしてみたら、、なんともいえないフィット感と軽さ!

 

「Good shoes take you to good places」

 ー良い靴は素敵な場所へ連れて行ってくれるー

 

ってことわざにもあるように、働く場所は変わらないけども、その靴を履いて一歩仕事始めた時に心もすぅーと軽くなったのが鮮明に残ってるんですね。

 

 

だいぶこの靴に救われたなぁ。

 

 

やっぱり立ち仕事が多いお仕事には良い靴が大事。

 

けれども薄い素材のために、お湯なんか靴の上に落ちると熱いのでオススメしません注意

 

 

長年重宝し数年ぶりに復帰した相棒もだんだん傷んできて、そろそろ新しいのにしないとなと思っていて、ただどうしても同じモデルが欲しくて色々探していたんですが、なかなか見つからず、ネットで検索してみると

 

 

 

え、? ん。。

は、ちまん? せん、じゃナイの。

 

たしかアウトレットで1万ぐらいだったような気がするんだけども。

履き潰してしまった。。

 

ともあれ、荷物が届いた時に一瞬、箱だけ届いたんじゃないかと思ってしまうぐらいの軽さの新しい相棒に出会えたのでよしとしよう!

 

環境やメンバーも変わり、あの頃よりも成長したとはいえ、なかなか思うようにいかない日々、、。

相変わらず自分の”正しさ”を持って仕事をすることの難しさにぶち当たりながら、あの頃の感覚を期待して今回の新調!

 

 

また素敵な場所へ連れて行ってもらえるように頑張ろう!