こんばんは(*^^*)

 

 

 

今日は溝口先生のこの本を読んだまとめを書いておきますウインク

 

 

 

 

 

 

溝口先生はオーソモレキュラーの第一人者で主に糖質制限で病気になりにくい体を作るというのをコンセプトでやられています

 

 

 

 

藤川先生と溝口先生の考え方は基本は同じなのですが、藤川先生が鉄たんぱく質不足に重点を置いて情報を発信しているところを、溝口先生は血糖値の安定に重点を置いていて説明しているのがパッと見の違いな気がします

 

 

 

 

まず最初に

必ずしも糖質の摂取をゼロにする必要はない

 

目標は血糖値スパイクをつくらないことであり、血糖を上手にコントロールすることである。糖質制限は手段であり、目的ではないということを忘れてはならない。

 

 

 

 

低血糖症

 

低血糖症とは血糖値が低い状態ではなく血糖値調節障害

血糖値が急激に上がり急激に下がるという具合に、血糖値をうまく調節できなくなっている状態のこと

これを血糖値スパイクという

 

下のグラフのように血糖値スパイクが起こると、酷い疲労感、倦怠感に襲われたり、集中力が無くなったり、急にイライラしたり不安になったりと、心身がアンバランスになっていきます

夜中の急激な血糖値の低下、これを夜間低血糖という。夜間低血糖が起こると、睡眠の質に影響を与える

また夜中に過食をしてしまうのもこれが原因

 

 

 

 

 

低血糖で出る症状

 

15時から17時くらいになるとどうしようもなく眠くなる、だるくてろくに動けない(初期)

 

食事の食後から数時間、頭や心がザワザワする、集中力が低下して何も手につかない(重症)

 

食後眠くなるのは当たり前という考えはもう古い、その眠気は低血糖症のサインかもしれません

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低血糖症になる原因

血糖値が急激に上がる食事(糖質の多い食事)を続けてること

 

 

 

 

血糖値を上げ下げするホルモンと免疫力

血糖値が上がり過ぎるとインスリンが出て急激に血糖値を下げる、この下がり過ぎた時に分泌されるホルモン(コルチゾール、アドレナリン)が自律神経を乱し、手の痺れや冷え、発汗、ほてりから、筋肉のこわばり、頭痛、心のトラブルを引き起こす

 

糖質過多によりインスリンを出す腎臓が疲れるだけでなく、コルチゾール・アドレナリンを出す副腎も疲労する

 

またコルチゾール、アドレナリンは抗ストレスホルモンであり、ここぞという時に分泌されるものであるが、血糖値を下げることにばかり使っているとストレスや炎症に対抗するといった本来の役割に使えなくなっていくので免疫力が下がっていく

 

 

糖尿病の人は風邪を引きやすい

蓄膿症や中耳炎を繰り返す子は、みんな甘いものが大好き

アトピーや花粉症の人は、甘いものや白米が大好き

 

 

すべての抗体はタンパク質が材料になっている、また菌を殺してくれる抗菌ペプチドは甘みを感じると分泌が抑制される

 

糖質を制限することによりタンパク質脂質の摂取が増え、抗菌ペプチドの分泌が促進され、結果的に免疫力が上がる

 

 

 

 

三大栄養素とは

単に体内でエネルギーに変換されるものという意味

 

タンパク質、脂質、糖質が三大栄養素、と言われているが必須アミノ酸や必須脂肪酸はあっても必須糖質はない

脳は糖しかエネルギーにできない、というのはもはや都市伝説級の大きな誤解

 

 

 

糖質過多は

肥満を招く

血糖値が上がると放出されるインスリンは、血糖を細胞に取り込んでエネルギー源にしたり余った血糖を中性脂肪として蓄積する→余った血糖は脂肪に変換される

 

体の糖化を引き起こす

糖化とは体を焦げつかせること、骨をもろくしたり血管をボロボロにしたり、加齢臭の元になったり、シミやシワなどの老化現象を生み出す、甘党ほど早く老いる

 

 

 

 

コレステロールはむしろ体に必要

 

悪玉コレステロールと言われているLDLは体を維持するために必要不可欠な物質

今の日本の基準値は極端に低すぎる

 

糖質制限をするとコレステロール値は上がるが心配ない、体は常にいいところにコレステロールの量を調整するようにできている

 

ただ上がったまま下がらない人は乳製品や卵を控え様子を見る必要あり

 

LDLを悪玉にしてしまうのが酸化と糖化

 

酸化の原因は激しい運動やストレス、喫煙、防ぐためにはビタミンCやEなどの抗酸化物質を摂ることが有効

 

糖化は糖質を制限することでしか防ぐ方法はない(果糖は砂糖の10倍の糖化)

  

 

 

 

 

糖質制限の方法

 

まず夕食の主食から減らし、続いて昼食、朝食と段階的に減らすこと

 

目安は「今の倍の量の肉・魚」を食べること

 

なるべく色んなタンパク質を摂る(遅延性アレルギーの予防)

 

どうしても糖質を摂りたい場合は最後に食べる

 

空腹時にいきなり糖質を食べることは絶対に避ける

 

血糖値の安定には空腹の時間をあまり長くしないこと、ちょこっと食べが良い(チーズやナッツなどがおススメもちろん甘いものはダメあかん

 

 

 

その他

 

人工甘味料は腸内環境を荒らす

 

脂質は選ぶ、オメガ6系の脂は避ける、オメガ3系と9系の脂を積極的に摂る

 

鉄、亜鉛、ビタミンB群、ビタミンDを積極的に摂る

 

 

 

 

お箸を置いたら靴を履こう

 

血糖値を安定させて、より健康になるためには、適度な運動習慣が欠かせない

 

 

 

 

糖質制限をしてはいけない人

 

カロリーがまかないきれず、痩せてしまう人

糖質制限で栄養不足、少食の人に多い

筋肉を増やそうにもタンパク質が足りず、不健康に痩せていく、こういう人はタンパク質や脂質を摂りつつ糖質も少し摂るべき

 

 

低血糖の症状が強く出てしまう人

糖質コントロールがうまくいかないと逆に低血糖の症状が強く出てしまう、いきなりの厳密な糖質制限は危険

 

 

腸が弱く、おなかの調子が悪くなる人

長年糖質を摂り続けた結果、腸内細菌のバランスが崩れ、そこからなかなか変わることができない。

最初のうちは胃薬などを利用して消化酵素を摂取しながらタンパク質と脂質に並行して少量の糖質を摂った方が良い。

 

 

 

 

 

以上気になるところをまとめてみました

 

 

 

 

うちも夫婦で高タンパク質、低糖質食を始めてもう3か月になります

 

私自身は今までは肉や油ものを食べるとすぐ胃がもたれていたのが無くなり、200gのステーキとか余裕で食べられるようなりましたピース胃が強くなってきている気がしますウインク

 

そして一緒につき合っていた連れ合いができる範囲で主食の糖質を抜いて後はタンパク質多めに摂る生活をしただけで4㎏痩せました、アルコールの制限は一切なしです、私より連れ合いの方が効果が感じられてるかな?

 

 

 

 

一昨日名医のTHE太鼓判でも血糖値スパイクやってましたね

名医のTHE太鼓判! 血糖値スパイクにマイタケ

このサイトがとてもよくまとめられていたので貼りますね

 

 

 

 

血糖値の上昇を防ぐにはマイタケが良いそうです。あとライ麦パンが全然血糖値上がらないのに驚きました、なんだーパン食べてもいいじゃない、ライ麦パン大好きだし

 

 

 

 

最初に書いた通り、溝口先生は厳格な糖質制限を勧めていません。糖質制限はあくまでも血糖値を安定させるの手段であって目的ではないから。減薬は脳を回復させるための手段であって、目的にしてはいけない、の考え方と共通しますねニコニコ

 

 

 

 

どんなものでもやはりストレスを溜めてまでやらねばならないことってないんですよね。

大切なのは私たちがいかに楽しく生きていくか、ということ、減薬も栄養療法もそのための手段でしかないのです

 

 

 

 

自分に合った方法を見つけて取り入れていければいいですねハート

 

 

 

 

 

リボトリール 249.25/250 (0.00015㎎)

ジプレキサ 2017年5月13日断薬