こんにちは(#^^#)
 
 
 
西日本の豪雨での被害がこれ以上拡大せず
早く被害に遭われた方々が心穏やかに過ごせるようお祈り申し上げます
 
 
 
 

 

毎日精神薬を飲まれている方たちと交流させてもらってますが

 

 

 

 

自分はネガティブだしちょっとしたことで落ち込むしストレスに弱いしすぐ不安になるしこんな性格イヤになる

 

 

 

 

と悩まれてる方多いです

 

 

 

 

 

まるで以前の私のよう(^_^;)

 

 

 

 

 

でもそれって果たして性格の問題なのかな?と今は思います

 

 

 

 

 

もしかしたら薬の副作用かもしれませんよ?

 

 

 

 

 
フォロワーさんからいただいた情報が気になったので書いておこうと思います(今回もちょっと長いです)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この記事の内容によると脳に作用する薬は色んな受容体に作用をしますがすべてドパミン作動性神経系の活性化と関連しているようです

 

 

 

 

 

ドーパミンは「報酬系」と言われる神経伝達物質で、脳内でドーパミンが増加すると快感や高揚感がもたらされます

 

 

 

 

 

何かをやると楽しい~!気持ちいい~!またやりたい~!って感じる気持ちですね、またストレスに打ち勝つために必要なものでもあります

 

 

 

 

 

ベンゾの作用機序は

 

 

①介在神経(GABA作動性神経)のα1 -GABAA受容体に作用

 

②GABA作動性神経を脱抑制することによりドパミン作動性神経を活性化

 

 

 

脳を鎮静化することにより不安感などを抑え眠りを誘う役割をしています

 

 

 

 

 

そして離脱症状は長期間の薬によるGABAの供給により脳の機能が衰えたところへいきなりその供給を絶つことで起きます

 

 

 

 

 

ここまではみなさんご存知だと思います

 

 

 

 

 

私がこの記事を読んで新しく知ったことは

 

 

 

③側坐核でのドパミン放出量を増加させる

 

 

 

そして下記の通りドーパミン放出量が増加されたための反動です(読まなくても大丈夫)

 

ドパミンシグナルの異常興奮を受けた生体は,フィードバック反応としてドパミン受容体のダウンレギュレーションを介して神経細胞に対して保護的に働きます。ドパミン受容体数の減少した神経細胞は見かけ上,ドパミンシグナルが不足した状態となり,これは薬物に対する渇望に関連する状態と考えられ,これにより精神依存が形成されると考えられています

 

 

 

 

 

ベンゾを長期服用することによって、GABA受容体だけでなくドパミン受容体もダウンレギュレーションするようです

 

 

 

 

 

薬を飲むとドーパミンが増加して快楽を感じます、が、薬の効果が消えるとドーパミンを自ら作ることができない脳はドーパミンを求めて薬を欲するようになります、これが精神的依存に繋がる

 

 

 

 

ドーパミン増加による精神的依存のメカニズムは

 

 

薬を飲む

ドーパミンが増加

ヒャッハー!楽しいぜ!やる気が出た!

薬が切れる=ドーパミンが減る

○| ̄|_

またヒャッハーしたいから薬が飲みたい

 

 

 

こんな感じ?

 

 

 

私は長時間型のリボトリールなので薬を飲んですぐに気分が良くなるとか楽になるって感覚はなかったのですが、短時間型のデパスやソラナックスなどは効果が早くその分ドーパミンの増加も感じやすいので精神的依存に繋がりやすいのだろうな、と想像できます

 

 

 

 

逆に超長時間型のメイラックスなどは精神的依存が出にくいため離脱症状を認めない医者が多いです、が、身体的依存はバッチリあるので沢山の方がメイの減薬で苦戦しています汗

 

 

 

 

 

ドーパミンが不足するとどうなるかと言うと

 

 

・物事への関心や意欲などが薄れやすくなり

・何事にも無関心で無気力

・鬱っぽい症状が現れやすくなり

・ストレス耐性も下がります

 
 
 
 

 

今思えば私はドーパミンの増加による快楽より、ドパミン受容体のダウンレギュレーションによるドーパミン枯渇の影響の方が大きかったように感じます

 

 

 

 

 

薬を飲み始めてからどんどん性格が後ろ向きになり、何やっても楽しいと思えず、やりたいことも見つからず、また見つけようとする気も起きませんでした㊦ぁ・・・

 

 

 

 

 

どんなテレビを見ても面白いと思わない、お笑い見ても笑えない、最近の芸人の質が落ちたなあ、と思っていましたがそうではない、私の脳がおかしかった

(そんな中でもイッテQ!だけは面白かった、イッテQはホント神です、気持ちが上がらない方は是非観てください!爆  笑

 

 

 

 

 

もともとの性格は、前向きかどうかはわかりませんが好奇心旺盛で色んなことに興味がありやってみたいことがたくさんありました。

 

 

 

 

 

それがそういう風に変わっていったのはドーパミンが枯渇していたからではないかなあ、とこの記事を読んで感じました

 

 

 

 

 

薬が減るにつれてまた色々なことが楽しいと思えるようになりました、ドラマも観たいし、旅行も行きたいし、色んな新しいことも始めたい

 

 

 

 

 

どんどん本来の自分に戻ってきている感じがします

 

 

 

 

 

薬が減るごとに前向きで元気になっていく人が多いのは、ドパミン受容体がアップレギュレーションすることで自力でドーパミンを作れるようになることも影響していると思います

 

 

 

 

 

ドーパミンの枯渇はベンゾだけの作用ではありません、脳に作用する薬全般がその作用があるようです。

 

 

 

 

 

落ち込みがちで前向きになれずストレスに弱いのは、決してあなたが悪いわけじゃないと思うのです。その症状は例えるなら脳の栄養失調状態、なので決して自分を責めたりしないでくださいねウインク

 

 

 

 

 

ドーパミンが増えてきたらきっとやる気も出てきて元気になれますからピース

 

 

 

 

 

そのためには脳の回復に合わせた減薬とドーパミンが増えるような栄養(ビタミンB6)を摂ってください

 

 

 

 

 

大丈夫大丈夫、絶対に元気になれますニコニコ

 

 

 

 

 

※ドパミン受容体のダウンレギュレーションとは、ドーパミンの量が減少している状態ではなく、正常量でも効果が伝達されにくい状態にあることでは、とご指摘をいただきました、ありがとうございます。

どちらにしてもドーパミンが感じにくい状態によりうつややる気のなさ、落ち込みなどにつながっていると私は実体験で感じました。なので重要なのはゆっくり減薬してドパミン受容体をアップレギュレーションすること、そしてドパミンの効果を出すためにドーパミンの量を増やすことだと思います。

 

 

 

 

リボトリール   40/250 (0.08㎎)

ジプレキサ   2017年5月13日断薬