こんにちは(*^^*)
GWもとうとう今日で終わりですね(*^_^*)
みなさんどんなGWを過ごしましたか?
フォロワーさんの中には減薬しながら旅行行かれたり近場に遊びに行かれた人たちもたくさん見かけましたよ
うちは減薬関係なしに混んでるのがイヤなのでGWはいつも遠出しませんでしたが、今年も近場をウロウロして過ごしました
でも楽しかったです
さて、昨日アクアさんが主催してくださったGクリニックの大森先生の講演会に参加させてもらってきました
大森先生は栄養療法と解毒の治療法に主眼を置いて発達障害のお子さん達を治療されています
今当たり前のように使っている「デトックス」という言葉を世に広めた先駆者でご本人曰く、
自分はひねくれものなので教科書通り、とか標準治療とかを斜に構えて見る癖があり、自然とオリジナルな治療法になった、とのこと
講演会の内容は主に発達障害に関することでしたが、脳の働きや薬を使わずどうアプローチしていくか、という内容だったので精神薬の減断薬にも通じるものがありました
専門的な内容も多く、ベンゾでアホになった私の頭にはなかなか難しかったですが、気になった内容をまとめてみました
ドーパミンの抑制
ドーパミンはご存知の通りやる気を出したりする神経伝達物質ですが、このドーパミンが過剰に出過ぎると多動や興奮状態、攻撃性などの症状が出ます
通常はドーパミンなどの神経伝達物質はMAOという酵素で調整されるのですが、MAOを出す遺伝子になんらかの異常があるとうまく調整されず過剰分泌されたりするらしいです
メジャートランキライザーなどの薬剤などはドーパミン受容体をブロックすることにより過剰にドーパミンが伝達されないようにして興奮状態を抑える働きですが、それは結局ドーパミンの過剰分泌を抑える根本的解決にはならず、症状を抑えるためには薬をずっと飲み続けなければならないということになります。
ところが大森先生のお話ではビタミンB2、B12、葉酸にはドーパミンを分解する働きがあるのでそれを摂取することにより症状が落ち着くとのことでした
え?だったら薬なんていらないじゃん、と思いますが、そこはほれ、ウニャウニャな訳ですよ
逆にビタミンB6はドーパミンを合成する働きがあるのでやる気が出ない、抑うつ状態の方にはビタミンB6が有効なのではないかな?
腸の炎症と水銀
第二の脳と言われている腸管粘膜に炎症が起きると穴が開き、タンパク質・ペプチドなどの未消化物質などの異物が体内に侵入してしまう、これを腸管浸漏症候群と言いますがこの原因となるのが腸管内に入り込んだ水銀などの重金属であるらしい
腸内環境を整えるためには腸の表面を良い腸内細菌で整えること(先生は酪酸菌ミヤBMをお薦めされていました)と腸の内側に蓄積している水銀を取り除くことが必要
どんな栄養や薬を体に入れても重金属(水銀、鉛、アルミニウム、カドミウム)によって炎症を起こした体ではうまく吸収ができず、効果が出ないために大森先生は足し算の治療をするとともに、体内から重金属を出すための引き算の治療が必要とおっしゃってました
通常トリプトファンを取ると色んな過程を経てセロトニンという幸せホルモンに変わり、それが夜になるとメラトニンという睡眠物質に変わるようになっていますが、体に炎症があるとそちらの経路へ行かずキヌレニン経路の方へ向かってしまいます
なので体に炎症がある人がいくらトリプトファンをとってもセロトニンが生成されない状態になってしまうため不眠が解消しない、やはり腸内環境を整えて水銀を解毒し炎症を無くすことが大事
引き算と足し算の治療法
そしてその引き算をするために必要なものが
αリポ酸を摂る
魚類の摂取禁止
チロメサール(エチル水銀)の除去
グルテン、カゼインを控える
ということでした
αリポ酸は体から重金属を排出する作用があります。適量30㎎から100㎎を食前10分前に服用、食後はダメらしいです
追記
また食材だと玉ねぎやニンニク、ニラ、らっきょうなどの匂いものが毒素を排出してくれるみたいです。
海には工場排水や下水処理により放出された水銀がたくさん存在し、魚はそれを体内に含有しています。まぐろに含まれる水銀の量がダントツで高いらしく、おそらく大型の回遊魚は水銀を体内に蓄積する時間も機会も多いのだろうと想像されます。
また講演会に参加された方は銀歯から流れ出た水銀により皮膚トラブルを発症したとのこと、アマルガムは1990年代まで主流だったので過去に銀歯を入れた方は注意が必要です
チロメサールはメチル水銀と言われワクチンによく入れられている防腐剤です。防腐剤なので生ワクチンには使用されていません、インフルエンザワクチンなどには使われているようです
モルヒネは通常の人に投与するとGABA神経を抑制するので逆にドーパミンを過剰放出させます。そしてグルテンとカゼインはモルヒネと同じような働きをする。グルテンは小麦、カゼインは牛乳です。
正直魚がダメというのはショックでした。脳の回復のために青魚を積極的に摂っていたのでじゃあたんぱく質は何で摂ればいいのか聞いたところ、脂身のない鶏肉、だそうです
先生のお話によるとヨーロッパの方の調査で
青魚を多く摂ると認知症が減った
青魚を多く摂ると心筋梗塞が増えた
という2種類の結果が出たけれど有効性のある上だけ採用されてネガティヴ情報である下の情報は闇に葬られたらしいです
もうベンゾの離脱症状を経験した私たちはどれだけ情報統制がされているか知ってはいると思いますが、やはり現実はこんな感じなのですね
また、玄米はカドミウムが含有されているため、食べるなら精製米、おススメは雑穀米にして食べることだそうです。
あまりがんじがらめにやり過ぎても、ストレスになるのでできる範囲でやろうとは思いますが、とりあえず私は
αリポ酸を摂る
魚と牛・豚肉は控え目にして、動物性たんぱく質は鳥のささみや胸肉で摂る
小麦・乳製品はなるべく摂らない
ミヤBMを摂る(サプリは3ヶ月以上摂ると効果がなくなるという話もあるのでココカラケアは一旦おやすみ)
という方向でやってこうと思います(*^_^*)
以上、素人から見たまとめですので間違えもあるかもしれませんが参考になれば幸いです
大森先生のように発達障害と思われる症状にただ薬だけを処方するのではなく、栄養療法と併用でのアプローチをしてくださる医師がもっと増えてくれれば、薬の副作用や減断薬で苦しむお子さんが減るのになあ、と思いました。
それにしても栄養療法って奥が深くて面白いですこれを機に色々勉強してみようかな
リボトリール 93/250 (0.186㎎)
ジプレキサ 2017年5月13日断薬