書こう書こうと思っていたけれど、体調不良やらなんやらでなかなか書けなかったトラウマ克服法を今日は書きますね
結構長くなるので疲れてる方は元気のある時にでも読んでみてください(*^-^*)
その前にまず私のトラウマとそうなった経緯について書かせてもらいます。
トラウマは誰にでもあるとは思いますが、私の場合は食事をすること
急性期には食事の時間になると憂鬱になる、食べ物の味がしない、食べる時辛くて冷や汗をかく、などひどい状態でした。
ベンゾパニック起こす前から不安なことがあるとすぐ食欲が減退しちゃう感じでしたが、今現在私が抱えている食事に対する苦手意識はそういう普通の食欲不振ではなくやはり薬害から来たものです
それは3回目の入院の時
その時すでにリボトリールとジプレキサを飲み始めて1年以上経過していました。
術前術後は通常の薬は飲んではいけないので2日間リボトリールとジプレキサを飲みませんでした。
すると手術翌日、恐ろしいほどの食欲不振とアカシジアが出ました。
当時の私は離脱症状なんて一切知らなかったので、なぜ自分がこんなにも落ち着いていられないのか、なぜ歩いていないと気が狂いそうな状態になっているのか訳が分からず
術後にも関わらず泣きながらずっと病院の廊下を歩き続けていました
そんな中問答無用にやってくる食事の時間
食べなきゃ、食べないと、と思いながらも食べられず、なぜ食べられないのかがわからず食事が載せられたトレーを見ながら泣きました。
食事が取れなくて泣くなんて人生で初めての経験でした
せめてバナナ1本だけでも、と口に持っていきましたが一切食べられませんでした。
食べることが怖い。。。
そしてその夜薬が解禁となり服用して眠ったら翌朝はすっかりアカシジアは消えていました。
多分ジプレキサの離脱症状だったんだと思います。
それから私は食べられるけれど食べ物を美味しいと感じることがなくなりました。
そしてベンゾパニック
蓋をしていたあの時の記憶が蘇りまた食事が怖くなりました。
無理して食べていますが食事への緊張感は5か月経っても消えませんでした。
そこで前回の診察で主治医の先生に相談したところ
トラウマの克服法を教えてくれました
主治医いわく
脳は結構バカなので、騙してあげればいいんです。
トラウマの記憶って脳の同じ場所ででグルグルグルグルとループしてるんですよ。その記憶を引き出してはまた同じところにしまう。その繰り返し、なので忘れられない。
でも脳はバカなので引き出した時にちょっとした刺激を与えると、しまってあった場所がわからなくなって違う場所にその記憶をしまう。そしてそのしまう際に新しい記憶と混ざってしまうのでだんだんとその辛い記憶が薄まるのです。
なのでたとえば今チーズさんが私にその辛いトラウマの話をした、それを今またしまう時には頭の中でグルグルしていたのと違うシチュエーションになっているから多分辛さが薄まったと思います。
こうやって色んな人に話をすることもトラウマを克服するにはいい方法なんですよ。
と。
それを聞いてなるほどなーと思いました。
でもその反面、こんな重い話を色んな人に話すのは難しいなあ(;´・ω・)と感じた私は、ちょっとアレンジしてみました。
何か素敵なものを見つけた時にあの辛い記憶を口に出して話し、その素敵なものと記憶を混ぜる
例えば道端に咲く花が綺麗だったり、青空に綺麗な雲があった時など、その景色を心に焼き付けながらブツブツ話していました
そしたらなんと、あら不思議
それから今まで砂を噛んでいるようだった食べ物の味がするようになりました
味がすると食べ物が美味しく感じられるようになります
そして食事への緊張感が消えました
まだまだ食べる量はなかなか増やせないけれど、多分これから少しずつこのトラウマも克服できる日が来ると思っています
もし今トラウマで苦しんでいる方がいらっしゃったら、とりあえず騙されたと思ってやってみてください(*^^*)
もしそれで少しでも気持ちが楽になれば幸いです(^^♪
焦らずでも恐れず、幸せな未来だけを見つめて進んでいく
リボトリール 193.5/250 (0.387mg)
ジプレキサ 2017年5月13日断薬