経営の神様松下幸之助さんの親に向けられた本があったので読んでみました。
人を育てるのも、子供を育てるのも同じ思想からなると書いてあります。
現在の教育に対して、知育ばかりが突出していて一番大事な徳育がなされていないと嘆いておられます。
松下さん自身が小学校を中退されており、エジソン同様実地(現場)で体験とともにいろんなことを学ばれたのだろうと想像します。
(むしろ変な知識がなかった分よかったとすら書いてありました。)
その「学び」の元となるのが、「素直な心」であると思います。
-素直な心とは、そのように人を強く正しく聡明にするものだと思うのです。--本文抜粋
本文中に知識は道具であるとあります。この身に着けた道具を善行に使うも悪行に使うもその人の道徳心次第であると。その道具を正しく使いこなせる人間を高める教育こそが必要であると書いてありました。
若いころに「若い時の苦労は買ってでもしろ」と自分の任された仕事を私にまわしてきたおばさんがいました。
あの時、「できません!」とつっぱねていたら今の私はなかったのだろうと思います。
あの経験も大切な経験だったのだと感謝の気持ちで受け取ろうと思います。
今の世の中ある程度「優等生」「エリート」「セレブ」の型があって、みなその型にはまろうとしているように見えます。
スーパーの同じ長さ、同じ質量の袋詰めされた野菜たちのように均質化されようとしているように見えます。
-私たちは、この人間の偉大さというものに案外気が付いていないのではないでしょうか。(中略)お互いにこの人間の偉大な本質に目覚め、自信を持つと言う事が大切だと思います。--本文抜粋
本文中に親自身が一つの人生観なり社会観というものをしっかり持つことが大事とありました。
まず大人が子供の見本となれるよう、素直な心でいろいろな現象を経験し、学んでいきたいと思います。