Transformers: Age of Extinction (Music from the Motion Picture)
マイケル・ベイ節炸裂!
無意味にド派手で、無意味に複雑、でもなんだかんだ言ってわかりやすくてお腹いっぱいにしてくれる映画、『トランスフォーマー/ロストエイジ』。

前作までの主要キャストを一新し、オプティマスプライム、バンブルビーというオートボット以外はほとんど新キャラになったシリーズ4作目。
映画に“現実にはありえない”派手なアクションや、“何をやっても絶対死なない”ヒーローを求めている人には、絶対的に楽しめると思います。
某伝説的な王様のような展開もあり、オートボットの恐竜“ダイナボット”まで出てくるし、これはやっぱりマイケル・ベイのサービス精神というべきなんでしょうね。
165分と、かなりの長尺映画ですが、私は思い切り楽しめました。


<STORY>
Transformers: Age of Extinction 2015 Calendar: 19 Month Calendar
ディセプティコンとのシカゴでの決戦から三年経ち、米政府は人類の味方だったオートボットまでも掃討しようとしていた。廃車寸前のトラックを持ち帰った発明家のケイドは、そのトラックがオプティマスプライムであることに気付く。CIAに襲われたケイドと娘のテッサは、テッサの恋人・シェーンと共に間一髪で逃げ出した。一方、CIAは大企業KSI社と組み、人工トランスフォーマーを作ろうとしていた。さらに、最強の騎士・ロックダウンが巨大宇宙船に乗り地球に襲来し…。


<Cheeseの解説>
ポスタ- A4 パターンC トランスフォーマー ロストエイジ 光沢プリント
前作までの主人公、シャイア・ラブーフに代わってマーク・ウォールバーグが主人公となった「トランスフォーマー」シリーズ第4作。

『テッド』では結婚に踏み切れないダメ男を演じていたマーク・ウォールバーグ、本作では若くしてパパになり、かつて自分が結婚したのと同じ年頃になった娘を心配しながら見守る親バカパパのケイド・イェーガーを演じています。
そんな心配ばかりで口うるさいパパをウザく思っている娘・テッサを演じるのははつらつとした健康的なセクシーさにあふれる二コラ・ペルツ。
ジーンズの超ホットパンツをはいては、パパに「丈が短過ぎる!」と怒られています。
そんな親バカパパと、年頃の娘、そして娘のボーイフレンドがCIAのオートボット狩りに巻き込まれ、さらなるトラブルに巻き込まれていきます。

主人公のケイドたちは、オプティマスらオートボットと共に行動します。
そんな彼らを襲って来るのは、CIA。
さらにはCIAと結託した企業の作った人工トランスフォーマーや、“宇宙のバウンティ・ハンター”ことロックダウンまで襲って来るのです。
もちろん、ディセプティコンだって一枚噛んでます。

さらに、ジョン・グッドマンが声を担当するドワーフのようなオートボット“ハウンド”、渡辺謙が声を担当する鎧武者のようなオートボット“ドリフト”、ジョン・ディマジオが声を担当する二丁拳銃のクロスへアーズといった個性豊かなオートボットも新たに登場。
自由過ぎる彼らの振る舞いや、マイケル・ベイの悪ノリとしか思えない様々な演出に、思わず笑顔になってしまう人も多いことでしょう。


善のオートボットに悪のディセプティコン、ディセプティコンを模した人工トランスフォーマー、宇宙のバウンティ・ハンター、怪獣滅亡の鍵を握る恐竜型トランスフォーマー“ダイナボット”が入り乱れ、地球で大暴れする映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』。
夏休みのお祭り映画として楽しむのにぴったりのエンターテイメント大作と言えるでしょう。



『トランスフォーマー/ロストエイジ』(165分/アメリカ/2014年)
原題:Transformers: Age of Extinction
公開:2014年8月8日
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
劇場:全国にて
監督:マイケル・ベイ
出演:マーク・ウォールバーグ/二コラ・ペルツ/スタンリー・トゥッチ/ソフィア・マイルズ/ジャック・レイナー/ケルシー・グラマー/T・J・ミラー/リー・ビンビン/ハン・グン/タイタス・ウェリヴァー
声の出演:ピーター・カレン/渡辺謙/ジョン・グッドマン/ジョン・ディマジオ/ロバート・フォックスワース/レノ・ウィルソン/フランク・ウェルカー/マーク・ライアン
公式HP:http://www.tf-movie.jp/


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イヴ・サンローラン (オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック)
生前はその早熟な天才ぶりで世のファッショニスタたちを魅了し、死後はその愛と人生で世の映画人を魅了している天才デザイナー、イヴ・サン=ローラン。

この彼の人生をピエール・ニネが演じ、ジャリル・レスペール監督が描いたイヴ・サンローラン財団公認の映画が、本作『イヴ・サンローラン(原題:Yves Saint Laurent)』です。


1994年(『イヴ・サンローラン(原題:Yves Saint Laurent-Tout Terriblent)』)と2010年(『イヴ・サンローラン(原題:Yves Saint Laurent - Pierre Berge, L'Amour Fou)』)には同じ『イヴ・サンローラン』という邦題でドキュメンタリー映画の題材ともなっている彼ですが、本作はドラマとして、俳優のピエール・ニネが彼の人生を演じています。
また、ギャスパー・ウリエルが彼を演じた別の作品『Saint Laurent』も製作されており、日本での公開が待たれるところ。

これだけ、人びとの製作欲をくすぐるドラマティックな人生を生きたイヴ・サン=ローランの人生、常人からは想像もつかない恍惚と苦悩があったのでしょうね。。。


<STORY>
1957年、クリスチャン・ディオールの死後、イヴ・サンローランは21歳の若さでディオールのメゾンを引き継ぐ。コレクションは成功を収め、イヴは多くの人びとを魅了した。イヴは食事会の席で26歳のピエール・ベルジュと出会い、二人はすぐに恋に落ちる。やがて神経衰弱となったイヴはディオールを解雇され、ピエールと共にイヴ・サンローラン社を設立するのだった。そしてイヴとピエールは公私にわたる生涯のパートナーとして関係を深めていく…。


<Cheeseの解説>
1957年、21歳の若さでクリスチャン・ディオールの後継者となり、それ以来20世紀のファッション界を牽引してきた天才デザイナー、イヴ・サン=ローラン。

オートクチュールから始まり、いちはやくプレタポルテに乗り出した彼。
顧客を呼んでブティックで行われる小規模なショーの時代から、現在のようなS/S、F/Wという年に二度の一大イベントとなるまで、ファッション界の歴史をずっと見て来た人と言えるでしょう。

“モンドリアン・ルック”や“スモーキング”、“サファリ・ルック”など、素晴らしいコレクションを生み出してきた彼には、若くして出会い、生涯を共にしたパートナーがいました。
そのピエール・ベルジュ氏との、愛と仕事を中心とした複雑な関係を、本作では繊細に描いています。

イヴ・サン=ローランを演じたピエール・ニネは、ピエール・ベルジェ氏に「本人じゃないかと思い、動揺して混乱した」と言わしめるほどそっくりなルックス。
彼を知る人は、皆驚いたことでしょう。


イヴ・サン=ローランとピエール・ベルジェのドラマティックな愛、そして彼が築き上げた栄光と葛藤も素晴らしいこの作品、ジャリル・レスペール監督が手がけた脚本をベルジェ氏も読み、そのまま承認したそう。
そして、彼らの愛を描いたこの映画は、イヴ・サンローラン財団公認となったのです。

彼が実際に仕事をしたスタジオやモロッコの邸宅などでロケを行い、財団に保存された本物のイヴ・サンローランの衣装が使用されている本作、まさにファッション界のレジェンドを目撃することができるのです。

そして、この作品にはイヴ・サン=ローランと同時代にファッション界で生きてきた他のレジェンドたちも登場します。
カール・ラガーフェルドやルル・ド・ラ・ファレーズは役として登場するし、名前としてヘレナ・ルビンスタインなども登場したりして、ニヤリとしたりも。
ファッション界にそれほど詳しくない私でも楽しかったので、ファッション業界に興味のある人にとっては、かなり楽しいのではないでしょうか。


『イヴ・サンローラン』(106分/フランス/2014年)
原題:Yves Saint Laurent
公開:2014年9月6日
配給:KADOKAWA
劇場:角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズほか全国にて
監督・脚本・脚色:ジャリル・レスペール
出演:ピエール・ニネ/ギョーム・ガリエンヌ/シャルロット・ルボン/ローラ・スメット/マリー・ドビルパン/ニコライ・キンスキー/マリアンヌ・バスラー
公式HP:http://ysl-movie.jp/



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イヴ・サンローランへの手紙
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(C)WY productions - SND - Cinefrance 1888 - Herodiade - Umedia
ポール・ウォーカーと言えば、潜入捜査官。
ポール・ウォーカーと言えば、クルマが好きでなぜか女性にモテるベビーフェイス。
ポール・ウォーカーと言えば、最初はケンカしていながらも、最後はバディと無二の親友になっちゃう気のいいあんちゃん。

そんな“ポール・ウォーカーらしさ”がたっぷり詰まったノー天気なアクション映画が、本作『フルスロットル』です。

なんせこの作品、リュック・ベッソン印のヨーロッパ・コープ作品。
この名前を聞いただけで、だいたいはおわかりいただけるでしょう。


でも、こんな楽しい映画の冒頭に「ポール・ウォーカーの想い出に捧ぐ」だなんて弔辞は見たくなかったわ…。
あまりにもポール・ウォーカーらしい“最後の主演作”、楽しい気持ちと哀しい気持ちが混ざってしまう、なんとも不思議な味わいの一作です。


<STORY>
2018年、デトロイト郊外にある“ブリックマンション”一帯は暴力とドラッグがはびこる無法地帯となり、浄化を目指す市長たちに邪魔な存在となっていた。ある日、捜査官のダミアンがブリックマンションへの潜入を命じられる。ブリックマンションのボス・トレメインに中性子爆弾が盗み出され、10時間以内に解除コードを入力しなければ爆発してしまうというのだ。ダミアンはブリックマンション育ちのリノを相棒に、ブリックマンションに潜入する…。


<Cheeseの解説>
リュック・ベッソン製作・脚本のフランス映画『アルティメット』を英語リメイクしたヨーロッパスコープ作品である本作。

パルクールの創始者の一人、ダヴィッド・ベルを前作と同じ役で起用し、ポール・ウォーカーの冒険を盛り上げています。
この作品でダヴィッド・ベルは初めて英語の演技に挑戦。しばらくパルクールをやっていなかったという彼にとって、二重のチャレンジとなったようです。

さらには、ポール・ウォーカーもパルクールに挑戦。
ダヴィッド・ベルほど軽やかではないですが、ノースタントで様々なアクションに挑んでいます。

ラッパーのRZAが敵一味のボスを演じているのも、なかなか面白く、ハリウッド俳優のポール・ウォーカー、フランス人俳優でパルクールやスタントを専門とするダヴィッド・ベルという出自の違う俳優三人が、面白いコンビネーションを見せています。

もちろん、リュック・ベッソン作品には欠かせないキャット・ファイトも健在。
スクールガール風ファッションの黒髪美女、カタリーナ・ドゥニと、ボンテージライクな衣装に身を包んだアイシャ・イッサが、髪を振り乱しながらのバトルを見せてくれてます。


本作『フルスロットル』、カーアクション、パルクール、キャット・ファイトなどのヨーロッパ・コープらしい魅力にあふれる娯楽作と言えるでしょう。
まあ、それだけと言えばそれだけの作品ではありますが…、リュック・ベッソン印ですからね。
私的には、これだけで充分満足です。


『フルスロットル』(91分/アメリカ/2013年)
原題:Brick Mansions
公開:2014年9月6日
配給:アスミック・エース
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
監督:カミーユ・ドゥラマーレ
脚本:リュック・ベッソン/ビビ・ナセリ
出演:ポール・ウォーカー/ダヴィッド・ベル/RZA/カタリーナ・ドゥニ/アイシャ・イッサ
公式HP:http://0-g.asmik-ace.co.jp/


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