夫は高校時代も常に優しい人だった
基本的に感情の起伏が全くない人だとも思う
人に興味のない人なのかもしれないとも思っていた
いつも一定だ
明るいというわけでもなければ
暗いわけでも全くない
とにかく一定な人だ
穏やかなその空気が魅力だった
だからこそ、夫に近い友達として
なんでも話せる友達として近くにいたいと
思ってもらえたらいいなと思っていた
夫と初めて出会った時から高校の3年間ずっと
秘めやかに片想いを続けていた
でも、夫のことを思っている時間が幸せだった
高校3年生の時、卒業後の進路について話していた
私は短期大学に進学したいと決めて
推薦入試で地元を離れることがほぼ確定していた
夫は夢に向けての進路を確定できるように受験生だった
希望進学先は地元でもない、私が進学する地域でもない
場所へ進学を希望していたが、進路を変更して
私の進学先と近い大学に進学することに決まった
私は全く会えない距離に進学すると思っていたから
高校時代の恋愛は高校に置いて卒業すると決意していた
思いも伝えることもないとおもっていたが、
近い距離に進学するとなると
いるか会えるかもしれないという期待を持ってしまうと思った
高校時代の恋愛を引きずって過ごすことになると思った
卒業式の日に告白してしまおうと私は決意をした