コロナが異常な程増えてますが、
街はコロナなんて他人事の様な雰囲気です。
日本政府は放置を決め込んでますね。
まぁ、放置してれば、いずれは減ってきますから。
いや、『各自の判断で』なんて責任逃れだろ!
日本はいつから、無政府になったんだ?
【自分の物が使えない】
若い頃に、某雑誌社からの依頼で執筆した事がある。その後、某学会にて発表する事になり、その原稿を手直しして発表する事にした。一応、礼儀として雑誌社に伝えたが、返ってきた返事はキツイ物だった。
『著作権は弊社にあるので許可できない!』という事であった。
結局、発表は辞退した。その後、その雑誌社は特集別冊を発売、私の記事もその中に含んでいたが私には何も連絡なし。
なぜ、自分が書いた物なのに自分で使えず、雑誌社は自由に使えるのか?
【著作権には色々とある】
我々は著作権を一つの権利と思うが、実は多くの権利を総じて著作権と呼んでいる。
詳しくは、このサイト著作権法の基礎知識を読むと良いです。
一応大雑把に書いてみます。なお、著作権にも個人と法人がありますが、ここでは個人だけを扱います。
著作権
+著作者の権利
+著作者人格権(名誉だけです)
+公表権
+氏名表示権
+同一性保持権
+著作財産権(お金になる権利)
+複製権
+上演・演奏権
+公衆送信権
+公の伝送権
+口述権
+展示権
+譲渡権
+貸与権
+配布権
+二次的著作物の創造・利用権(著作者の許可が必要)
+編曲権
+翻訳権
+翻案権
+補償金請求権(お金を徴収する権利)
+著作隣接権(著作物を公にする人の権利)
+演奏家人格権
+実演家の財産権
+レコード制作者の財産権
+放送事業者の財産権
+有線放送事業者の財産権
こんなに多くの権利がぶら下がっています(もっと有るかもしれない)。著作権者は、これらの権利でお金を稼げます。
音楽関係の徴収する権利を委ねられたのが、JASRACでありNexToneです。
【著作権は譲渡できる】
実は、著作権は契約で他人に譲渡(売買ですね)出来るのです。
もう一度、私の雑誌社の原稿の話に戻る。
私の原稿の著作権は、
「原稿料を払った時点で著作権も譲渡(もしくは帰属)される」
とする考え方、これを「買い取り」と言います。
買い取りだった為に、著作権が雑誌社に移ってしまった。本来なら、雑誌社と(著作権等の)契約書を交わして執筆する所を、契約書無しで行った私のミス(私は、買い取りとは知らなかった)。昔の日本は契約書を交わす習慣無かったからね。
同じ様な事は多い。例えば「およげ!たいやきくん」
ウィキペディア およげ!たいやきくん印税から
シングルの印税は子門・なぎら共に買い取り契約だったため、売上げに応じた歌唱印税は支払われず、子門は5万円、なぎらは3万円の吹込料の支払いにとどまった。
これも「買い取り」で、歌手の権利がレコード会社に譲渡されてしまった結果です。
この著作権の譲渡により、著作者にはお金が入らず、譲渡された著作権者(大抵は、雑誌社やレコード会社等)にのみ金が入いる事になります。
あなたがJASRACに払う著作権料、ミュージシャンの為と思っていても、もしかしたら、ミュージシャンには届かず会社の儲けになっているだけ!かもしれませんよ。
【人格権は譲渡出来ない】
著作権の全てが譲渡できるのではなく、「お金になる権利」だけが譲渡できます。よって、著作者人格権は永遠に創造者の物です(譲渡は出来ないが、相続は出来る)。
と言っても、残った権利は名誉だけですけどね。
公表権・・・・・著作物を公表するかどうかの権利(既に公表した物は除く)
氏名表示権・・・著作物に創造者の氏名を載せる権利
同一性保持権・・著作物を変形・加工させない権利
参考:ウィキペディア 著作者人格権
人格権が譲渡出来ないのは、創造者の名誉を守るためと思われます。
しかし、最近「契約で人格権行使の制限はかけられる」考えになっています。つまり「権利は持っているが侵害の訴えができない」わけで・・・何の為の権利なのか?
これって、違法じゃないのか?>法律学者
【全ては契約から】
昔の日本は、仕事でも契約書なんぞ交わす習慣はあまり無かったが、現代ではしっかりと契約書を交わすようになっている。私も新規仕事を受ける時は、結構な量の契約書に署名捺印する。その中には当然の様に、著作権譲渡(著作権放棄)の契約書もある。
結局、法律うんぬんよりも、互いに交わした契約の効果の方が上って事になる。
ただね、契約って
立場の強い方の自由になる
所があります。弱い者は、生きていく為、仕方なく契約書にサインする事も多々有る。
前にも書いたが、下請けは消費税分以上の値引きをされる。発注側は、消費税分以上の値引き+消費税を払った事にもなるから、2倍お得です。弱い者は生きていくのが辛いですよ。
話をブログに戻して、
相変わらず契約書を読まない人も多いが、あなたは、このブログを書く時に規約を読みましたか?後になって「知らなかった」は通じませんよ。
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もちろん、それにより発生した収益もサイバーエージェント社の儲けです。あなたには一銭も入りません。後になって『勝手に使われた!』なんて訴えても無駄です。
私なんて、最初から知っているから『どんどん使って広めて!』と願っているんだが、一度も使われていない・・・
他社のサービスも似たりよったりです。
twitterではどうか?
Twitter利用規約ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾
投稿者の所有権は認めているが、twitter側は自由に使える。
youtubeでも
Youtube利用規約お客様のコンテンツと行動
投稿者の権利も守りつつ、YouTube へのライセンス付与と書かれている。
今回はここまで!