こんにちは。

母ちゃんですネザーランド・ドワーフ


久々に上弟くんの過去を書きたいと思います。


毎週水曜日にしていたばあちゃん2号と母ちゃんの状況確認電話で、

おばあちゃん「お母さんが色々失敗するから、上弟くんの機嫌が悪くなるんよね…。お風呂のお水を止めるのを忘れてたり、夕飯のおかずの味付けが濃いかったりでね…。お母さんがもっと上手に立ち回らないといけないのよ…。お母さんが盾になって、あんたら(母ちゃんや下弟くん)の生活を守らないといけんのやから。」と言っていました。


ん~、今思えば、ばあちゃん2号、この頃からアルツハイマーの物忘れが見られてますよね…。

でも、母ちゃん、認知症だとは全く気付いてませんでした…。

上弟くんの被害妄想がどんどんひどくなり、「会社でコロナが出たのはオレのせいだと言われている。」「後輩が偉そうにオレに指図するから、言い返したらケンカになった。警察を呼んでやった。」などなど、制御不能になっていきました。


始めの頃は

おばあちゃん「お母さんが上弟くんの不満を聞いてやって気持ちを落ち着かせたら大丈夫だから。」

と言っていましたが、

おばあちゃん「お母さんは、何をやっても怒られる。怒られるから、仕事から帰ったら疲れたって言って、何もせずに横になって目を閉じて過ごす。」

と言っていました。


その頃、コロナが猛威を奮っており、同じ県内でしたが、同居家族以外との接触は極力避けようと、母ちゃんは実家へも帰らず過ごしていました。


どうしてもの用事で実家へ帰った時、ばあちゃん2号の痩せ具合とフラフラな足取りに、母ちゃんは驚きました。


でも、上弟くんがいるから、ばあちゃん2号への手出し(受診介助や福祉サービス利用)は全くできませんでした。


このままでは、ばあちゃん2号が死んでしまうと思い、総合的な福祉の窓口となっている包括支援センターに相談の電話をしましたが、ばあちゃん2号が介護保険の申請をしていないからと、相手にしてもらえませんでした。


八方塞がりの日々が続きました。


次回

23 上弟くんの入院 へつづく