きみのことを想うとき
舞う鼓動はあまりに烈しくて
きみを飲み込んでしまいそう。

ねえねえ
きのう見た花、
花びらのひとつひとつを
きみの身体に貼り付けよう。

そうしてきみの身体から舞い上がる花びらが
この私を飲み込んでしまえばいい。


苦しみよ苦しみよ。
喜びよ喜びよ。
悲しみよ悲しみよ。


ああ幸せすぎる、すぎる、過ぎる。
とにかくこのどうしようもなく自由な不自由から
何かを解き放たなければいけない。


なにか



なにか、?、?


舞い上がれ。花びら、!