先週、所用があって
入院前まで通っていたクリニックへ行き、
半年ぶりにM先生とお話をしました。

今の担当ドクターI先生は、そのM先生の後輩で、
それは良い偶然だったなあと今でも思う。


昨日の診察ではふとした話の流れから、
8年前の入院で出会った担当ドクターE先生が今のI先生の親友であることが判明。
医者繋がりというより人として繋がっている人なんだそうな。

その話を聞いて少し驚いて、
それから胸がじぃぃんと熱くなりました。


E先生のことが私は本当に大好きで、大人になった私が初めて洗いざらい自分を打ち明けることができた唯一の人でした。
毎日のように部屋でいろんなお話をして、長いときは2時間以上だったりもした。
時折鳴る先生の携帯の着メロが矢井田瞳なのが微妙におかしくて。

そのあとにもいろんな先生に出会ったけれど、
あの先生ほどの先生には出会えなかったなあ。


今のI先生には私はE先生以来久しぶりに自分の内側を見せることが出来るようになってきて、
それはもしかしたらE先生と繋がる空気を感じたからかなあと
妙に納得してしまいました。


昨日は診察室で30分間泣き続け、
残りの30分はほとんどがE先生やM先生の話で、
診察というかなんというか(笑)


此処まで出会いが繋がるのは運命だね。
と先生は言う。

生きるか死ぬかの迷いの中でこんなに良い先生たちに巡り会ってきたのは、
あなたは運命に生かされているってことだよ、と。

運命かあ。


E先生が癌を患っておられたのは知っていて、
だから今も生きて先生をしてらっしゃるということを聞けただけで、
たまらなく嬉しかった。


生きる貪欲さみたいなものが欠けてくると
絶妙なタイミングで何かが起きる。

それは不思議な温もりを運んでくる。

昨日はその温もりをもろに感じた日。

そういうのもまた運命なのかもなあ。


いつかまたE先生に会える気がする。
気がするってだけでもう少しもう少し元気に生きてゆこうって思った。



………追伸…………
【1】コメントのお返事遅くなっててすみません。
ゆっくりですがお返ししていきますね。

【2】例のものポストに入れてきました☆
無事に届きますように。