女性の起業 女性の視点 ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム2016 | 【Cheer Coach】企業研修・ワークショップ・コーチ 齋藤稚亜子(ちあこ)

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女性の起業を支援する目的で始まった

「ウーマンズ・イニシアチブ・フォーラム(Wif) 女性の起業、女性の視点」

基調講演とパネルディスカッションを拝聴いたしました。

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特別協賛企業であるカルティエが創設した
国際ビジネスコンペティション
「カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード」
も今年で10周年だそうです。

一橋大学名誉教授 石倉洋子さんがモデレーターを務められたパネルディスカッションは大変興味深いものでした。

心に残ったメッセージとしては…

起業に対する考え方のこの2点です。


「どの業界が儲かりそうか、

何が売れそうか、

自分のスキルを活かせる領域は何か、

それを起点に起業を考えるのではなく、

誰かのニーズに着目し、

そのニーズに応えるべく深く細かくこだわった結果として起業があってよい」


「現在 多くの女性が携わっている仕事が機械に置き換えられる可能性は高い。

だからこそ、キャリアパスの選択肢としての起業はもはやリスクが低いとも言える」


個人的には、

なぜカルティエがこの活動をするか、

にとても興味がありました。


オフィシャルには、このように語られています。

以下、パンフレットより抜粋。


「カルティエの哲学に基づき、
創意あふれる発想と社会的影響力のあるビジネスを奨励し、
世界を変えようとする勇気ある女性起業家を多方面から支援し導くことを目指しています」

「進取の精神。大胆さ。
私たちが住む世界をよりよくしようという意志の力。
それが、世界中の女性起業家を支援しようと取り組むカルティエの基本的価値観であり、信念です。」


私にとっては、石倉さんがカルティエの方から聞いたエピソードとしてお話されていたお話が印象に残っています。

『カルティエを身に付けてほしい女性像』

それは

「自らの意志を持って、どのような環境でも勇気を持って生きていける強い女性」

(引用ではなく、石倉さんのお話のキーワードを拝借しての、私なりの解釈です)


カルティエの活動により、

機会を掴み、

勇気づけられ、

社会的に価値あることを成し遂げる女性が増える。


そのような女性が、

「タイミング」が来たときに選ぶ宝飾品や、時計はきっとカルティエなのでしょう。


そして、その女性達が子供を産み、

子供・子孫にモノとエピソードが受け継がれ、

カルティエは代々選ばれるブランドになるのかなぁ、と。


そこで、こんな妄想を…

いま、カルティエが日本人女性を広告に起用するとしたら、

どなたなのでしょう……?


少なくとも、○○夫人ではなく、

起業家 ○○さん

○○社長

政治家 ○○さん

なのかな、と思います。


最後に……

このビジネスコンペティション、

カルティエではなく、

シャネルでもよかったのでは?

と思ったり… 笑