仕事上のありたい姿と同時に、ライフイベントも考慮し、今の仕事への取り組み方を見直す研修。
結婚、出産しても働きたいと願う傍ら、
漠然とした不安や、
「こうあるべき」「こうしないといけない」という思い込みにより、
自らの可能性を狭め、最初から何かを諦めてしまっている方もいるのは大変もったいと感じます。
研修の場では、改めて冷静に「自分はどうしたいか」と問い、近しい年齢の女性同士で意見交換することで、自分にとっての幸せな道の方向感覚を掴む方も多くいらっしゃいます。
とある企業の人事の方がキャリア研修の場を
「会社がお金を払ってくれて、業務時間中に自分の将来のことだけを考えられる贅沢な時間」
と表現されていました。
まさにその通り、と思わず大きく頷きました。
若手女性向けのキャリア研修で必ずお伝えすることは、
「自らの望む道を歩むためにも、今 目の前の仕事に全力投球し、早く必要とされる人材になりましょう」
ということ。
「またあの人と働きたい」
「例え時短でも、この職場に戻ってきてほしい」
周囲がそんな評価をし、
評判になるくらいの実力を身につけ、
実績を積むことができれば、
自分自身の「こうしたい」を心から応援してくれる人が増えるはず。
だからこそ、今 目の前の仕事に全力投球し、
着実に実力、実績、評価を手に入れることで自らの可能性を広げていただきたいと願っています。
翻って自分自身は、、
30半ばになるまで、目の前の仕事が楽しすぎて、
つい自分のやりたい仕事を優先し、
いわゆるライフイベントの優先順位を下げていました。
同時に、出産によって仕事を一時中断することを怖いと思っていました。
30後半になって、やっと自分の気持ちと環境が整い、現在妊娠7ヶ月。
出産後も働く意欲は120%ですが、
さて自らは「必要とされる人材」になれているのか？ と私自身も不安があります。
十分な実力、実績、評価を創れたのだろうか？
まずは有言実行。
今 目の前の仕事を一つ一つ丁寧に全力投球したいと思います。
