みーちゃんのママは、時には給食のおばさんで、時にはアトリエの先生で、時には他の仕事で日々働いている。
みーちゃんが寝てからパソコンに向かうこともあるし、みーちゃんが休日の時に出勤する時もある。
自分の奨学金返還の為と、みーちゃんの将来の学費の為と、せっせと働く。
そんなある日、みーちゃんがお年玉で貰った千円札を持ってきて「ママに何か買ってあげたい」と言った。
ママはとっても嬉しかったけど「それはみーちゃんの大事なお年玉だから、みーちゃんが欲しい物を買って良いんだよ。取っておいていいよ」と遠慮した。
みーちゃんは「いいのいいの、気にしないで!ママお金無いんじゃない?」と言ったけど、ママが「大丈夫だよ、ママみーちゃんと楽しい事したり美味しいもの食べる為に働いてるんだから、気にしないでいいよ」と言ったら千円札を持って戻っていった。
その後ごそごそしているなと思っていたら、小銭を持ってきた。「ママ、じゃぁこっちの細かいのをあげる」1円や10円やら、集めたら400円くらいになりそうな小銭だった。
「みーちゃんね、ママいつも働いてて、それなのにみーちゃんのお世話もして偉いなーと思って。ママがみーちゃんの為に働くって言ったらね、みーちゃん嫌なのよ。だからこれ使ってね」
なんて優しいんだろう、なんと自立心があるのだ…と涙が出そうになりながら、「違うよ、みーちゃんの為にじゃないよ、みーちゃんと遊ぶ為にだよ、遊びたいママが自分の為に頑張ってるんだよ。ごめんね。ありがとう、これ本当にいいの?」と受け取ると「何か買いに行こうよ」と言う。
じゃぁ何を買おうか?と聞いたら「さけるチーズ!!」
さけるチーズを買いに自転車でスーパーへ。
自分の自転車を自分で漕ぐみーちゃん。
頼もしいみーちゃん、いつもありがとう
