円空さんの和歌 | 穏やかな一日を!占い師幸宏のブログ

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ALOHA!昨日は、近所にある妙泉寺さんで講演会がありました
春と夏のお彼岸に、いろいろな方を読んでお話を伺ってます
僕は、いつも(なぜか)司会をします

昨日は、俳句や美術を研究されている大川先生という方を呼んで、円空さんのお話を伺いました

円空さんは江戸時代前期の有名なお坊様で生涯に12万体の仏像を彫ったといわれてます

円空さんの仏像はお寺さんにおさめられている仏像のほかに、木端仏と呼ばれるものもあり、そのへんの木端にも彫りました

木に宿っている仏様を形として表す、ものすごく自然で荒々しくて優しい仏様です
僕は本当に好きです

その円空さんは、歌も詠まれていて1600首とも言われてます(虫食いで見つかったので、判読不可能なものも多いです)

円空さんは、父親が誰だかわからずに、母親を子供の時に洪水でなくしてます

そして、円空さんの最後は木喰(穀類断ち)をして、川を鎮めるための入定即身仏(生きたまま絶食してミイラになること)になってます

今まで、円空さんの和歌は読んだことなかったけど、お話を伺って少しだけ円空さんがどんなお気持ちで仏像を彫られていたか、少しだけわかりました
ずっと、神がかりな人だと思っていたけど、やわらかくて優しくて素朴な感じを受けました
そして、円空さんにとっての仏の道がどんなものであるかも少しだけ感じることができました

穏やかさと荒々しさと強さ、それでもいろんなことに迷いながら道を見つけていたのかな

「予母(わがはは)の命に代わる袈裟なれや法の御形(みかげ)は万代をへん」

ALOHAでロックな毎日