どうもこんばんは。

ポストイットです。

 

ということで、五月ですね。微妙にジメジメしてまいりました。おかげさまで前回三連打でアップしました韓国映画トップ5がけっこういい具合にアクセスいただいてまして嬉しい限りでございます。よく分からないんですが、これってどっかでこう「こういうブログがありまっせ」みたいな感じでまとめられてるんですかね。今までとは違う映画ブログって感じの方々からイイネいただいてまして不思議な気分ですが、昔はこういうのよくアップしてましたら懐かしい感じでもあります。

 

野球の順位予想までしましたからね。

本筋に戻りまして、また偏愛レコードガイドをアップしていきます。

 

 

今回はこちら!

問答無用!!

 

 

 

 

嶋大輔「男の勲章」

 

もう説明要らないですね。

横浜銀蝿のコンサートに遊びに行きトイレでタバコを吸ってたら(ツッパリ!!)銀蠅のマネージャーにスカウトされ弟分としてデビュー。兄貴分の横浜銀蝿ギターのジョニー氏が作詞作曲をした二枚目のシングルであるこちらは90万枚の大ヒット。それからはスーパー戦隊で赤をやったりドラマや映画でも多数活躍、飲食店も経営しライザップでは結果にコミット。素晴らしい経歴ですね。

やっぱりこの「男の勲章」が大きかったんだろうな。最近では2018年に実写ドラマ化された「今日から俺は!!」で出演陣がこの曲をカバーしてたのは記憶に新しいし、アタシなんかの若いころはバラエティ番組の「数取団」で罰ゲームの際にこの曲が何度も何度も流れてました。

 

ちないに作詞作曲の横浜銀蝿のギタリスト、Johnny氏はいまやキングレコードの上席執行役員兼ベルウッドレコード代表取締役社長ですって。商才があったんでしょうね。去年はオリジナルメンバーでの横浜銀蝿四十周年再結成に多忙の中元気よく参加。NHKの番組で演奏してるの見ましたけど歳とって全員ますますカッコよくなってましたね。

 

 

杉本哲太がいた紅麗威甦( グリース)も銀蝿一家だったわけで、当時はどれだけ人気だったのかって感じ。「ツッパリ系」なんて呼んでしまうんですが、ああいう音楽ってアタシなんかもイベントでよく流すんですが、やっぱりすごい喜ばれるんですよ。かなり。特に50いくかいかないかというくらいの年齢層のバンドマンの方がいらっしゃると皆様すっごい満面の笑顔になりますね(笑)

なんでかと言えば、おそらくキャロルからの流れなんでしょうが、チャックベリーですもんね。音楽としては完全にチャックベリー。簡単なのに間違いない3コードロックンロール。

 

 

横浜銀蝿のチャックベリー感を素直に話してる素晴らしいインタビュー。必読ですね。

 

 

裏。すごくいい。


封入特典、長い嶋大輔ポスター。すっごくいい。




 

そんな横浜銀蝿のファミリー入りした嶋大輔さんのこちらのインタビューも面白い。

 

 

ガチツッパリの時代ですからね。壮絶。

長身、甘いマスクとパーマでとにかく可愛いザ・ベストテン出演時の嶋大輔さん観てみましょう!!

 

 

やっぱりJohnny社長って天才ですよね。サビはじまりからのチャックベリーやリトルリチャード感溢れる50'sロックンロールと、変声期終わるか終わらないかくらいの嶋さんの声。もう眩暈がするくらいの「青春」の匂い。何度も何度もリバイバルヒットすることを改めて納得するクラシックですね。ガーンとメジャーコードではじまるサビとマイナーコードではじまる「ガキの頃」からのBメロ。ひな形ですよ、これ。みながやってることなんだけど、2021年に聴いてもとんでもなく気持ちがいい。Johnnyさんがつくったデモテープを最初に嶋大輔さん聴いて「あ、売れる」って思ったのよく分かりますね。これは売れるよ。売れたんだけど。

 

ただ面白いのが歌詞だけを読むと何故か非常に老成してる印象を受けるところですね。実はバイクも女の子もガクランもこの歌には出てこない。「大人の勲章」として嶋大輔さんが2015年にセルフカバーしてるんですが、歌詞の世界感はあんま変わってないんですよね。

 

 

そういう意味ではもともとが不良に向けて描いた世界観の歌でなくて、もっと普遍性がある曲だったのかもしれない。歌ったのが最高にカッコいいツッパリだったからツッパリ感を強め過ぎなかったというか。もっと言うなら「不良になれない普通の少年」にも「お前もツッパリなんだぜ」って勇気づけてるようにも感じられる。そんな少年が大人になり何度も何度も敗北して、それでも前を向くのが「大人の勲章」って考えると、歌ってすごいっすね。やり続ければ、やめなければ、こんな世界をまだ歌は見せてくれる。

 

クラシックソングを改めて本気で聴くことで見えてくるものがある。

カップリングは横浜銀蝿のカバー、「ぶっちぎりRock'n Roll」。期待のされっぷりが凄すぎ。まさにロックンロールでこれも爆音で流したい!!

 

 

もういっぺんつっぱってもいいんじゃないかなぁと、今の「日本人」を観てるとたまにアタシは思います。社会が老いたとしても、何度だってつっぱってもいい。そういう時代があったんだから。そんなことを思い出させる名曲をご紹介しました。

 

 

 

 御精読ありがとうございます。

以上、茅ヶ崎チークタイマーズの右側担当DJ ¥55でした!!


5月中にもう一個アップしたい!!


 

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