わたしが今月に触れたもの。1月編。
風邪をひいたり、鈍い日々でした。反省。


△▲苦役列車/西村賢太
「遭難フリーター」という映画を思い出しました。現代の蟹工船、では全然なかったです。やっぱり西村さんもそう言ってるし、むしろ共感性が高い気がする。正直すぎる貫多はヒリヒリして、、美しい文章でした。
http://president.jp/articles/-/8768?page=4

▲△卒業/重松清
母強し。いい家庭を築きたい。

△▲TSUGUMI/吉本ばなな
単行本の装丁が美しいです。吉本ばななの小説はほんとに好きです。

▲△寺内貫太郎一家/向田邦子
向田邦子は私の憧れの女性です。でもこの人ちょっと変な人だと思う。向田邦子は孤独で、孤独でしかたないのに、このドラマは平均視聴率31.3%。

△▲智恵子抄/高村光太郎
精神病で亡くなる妻をかいた30年間の詩集。智恵子という人間に高村光太郎が飲み込まれていったように、苦しいほどの美しさがある。でもやっぱりラブレターなんだから、幸せな気持ちもするんですねえ。

▲△アドルフに告ぐ/手塚治虫
手塚治虫の哲学が凝縮されてると思うんだけど、難しい!読んでみてください。

△▲マイ・ブルーベリーナイツ(映)
ブルーベリーケーキ、美味しそうだった。

▲△Bella Martha(映)
これ、音楽がKeith Jarretのcountryなんですねえ。非常に美しくてため息がでます。ちなみに寝込んで辛かった私は感動して泣きました。音楽に泣いたのは初めてです。。それからいいカットです。

△▲愛を読むひと(映)
Kate Winsletはとても美しい女性ですねえ。タイツ履くところエロい。
きちんとアウシュビッツのことは学びたいと思います。ハンナアーレントも、夜と霧もきちんと読みたいと思う。

▲△誰も知らない/是枝裕和
是枝さんの作品で一番いい映画だと思います。谷川俊太郎は「きみたちは誰も知らない自分を生きる」と綴っていますが、実話が残酷でなんにも言えないや。でも是枝さんの作品は美しいです。それにやっぱり、スチールが川内倫子さんだった。
写真ダウンロードできちゃうよ。
http://www.kore-eda.com/daremoshiranai/special.htm

△▲どんてん生活(映)/山下敦弘
リンダリンダリンダの監督が学生時代に撮った作品らしいです。
何でもないんだけど、映像がすごく頭にのこっていて、よかったなあ!

△▼雨粒の小さな歴史(映)
大学生の自主制作、この予告の「不幸になれ。」という声と女の子がストライクゾーンで、何回も再生しました。映画自体はまあって感じや。
http://www.youtube.com/watch?v=9Q46zSug2iw

美しいか、ということが私は重要に思っていることが箇条書きにして分かりました。ならばもう少し語彙も増やすし、量質ともに、もっと美しいものに触れます。反省。
Keith Jarretの「country」をみなさまにもお届け!