$Cheeeeers everyday



河合隼雄の「子どもと宇宙」を読んでる。
本って読み終わってからよりも、読んでる時の方がインスピレーションが多い気がする。



家出と秘密。

小さい頃きっと誰もが妄想であろうと家出を試みていると思う。それは、何かに対する ーほとんどが家族かなぁ。反抗なのだと思うけれども、そうやって自分でしてやるぜ、自分でできるぜという意識は、自己の確立につながる。確かに反抗期の子どもたちはいつでも、“自分でやる”と言い張っているよね。そうやって周囲が見えてくると、他者との比較が始まって、自分を主張し始める。
第一反抗期。
思春期。
成長のなかで、家出は少しずつ形を変える。

私自身も他者は見れるけど、自分自身はなかなか客観視できない。

成人すると、それは一人暮らしなのかな。自立とともに自我が形成されいていく。


秘密も同じように、自分しか、特定の人のみで共有することでなんだかかっこよく感じていた気がする。反対に秘密をもっている子は大きく見えた。
秘密も形を変える。
あえて秘密ではないけれど、知らないあなたが増えていくこと。かっこよかったことは、いつしか当たり前になり、それはその人の魅力になるのかな。

話がどんどん飛躍してきた。



私が思うに、アンデンティティー探求の旅は永遠だということ。
アイデンティティーはその人の魅力であり個性である。


飛躍して低迷しているから今日はここで終わろう。


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*河合隼雄 1928~2007年 京都大学理学部卒業後、スイスユング研究所に留学し、日本人としてはじめてユング派分析家の資格を取得した日本を代表する臨床心理学者です。心理学分野だけにとどまらず日本文化の研究にも力を入れ、国際日本文化研究センター所長、文化庁長官なども歴任。