毎年、夏の終わりの野外劇。まさに満天の星空のもとの夏の夜の夢。
私がはじめて参加したのは19歳でした。
通っていたダンスの専門学校で演劇講師をなさっていました大畑ゆかり先生が
授業で素敵な芝居作りのおはなしをしてくれました。
「何の変哲もない庭だけど、そこにセットを作って飛び出す絵本みたいにしたのよ。
イギリスが舞台の物語で、庭にハーブを敷き詰めてね、お客さんたちがそこを踏んで入ってきて
ハーブの香りがふわっと立ち上がるの。本当にそこがイギリスの田舎の庭に見えてくるの。
子供達には手作りのクッキーを渡して、主人公が食べたらソレを合図に食べていいことにしてね、、、、」
なにそれーーーーーー!!!!!すっごい素敵じゃん!!!!
物語も音楽もオリジナルで、東京や遠くまで行かなくても地元で演劇を楽しんでもらおうと始まったらしいお芝居の会。
ゆかり先生と高校の同級生の恵子さんがいつか一緒にお芝居をしようねと約束をして
その約束が、恵子さんのお嫁にいったおうちの庭で実現して、
千葉県君津市小櫃(おびつ)の有志の輪を広げ WISHBONE PROJECTとなりました。
その二人の夢が叶った場所というのにも、当時強く心惹かれました。
私が仲間に入れてもらったのは、その夏の第3回公演のことでした。
(ひよっこすぎて、今、思い出しても反省して謝りたいほどの芝居してる風なだけの私だった。。)
イギリスとはがらっと変わって、その初参加の魔法の庭はアメリカンインディアンの村、
その翌年は日本、その翌年はエジプトのピラミッドが庭に出現!
学校を卒業してからも役者で参加を続けて、フランスが舞台のこの作品に出会います。
そう!24回目公演になります今年、庭では3回目になります再演「ウージェニーの森へ」をやります。
この「ウージェニーの森へ」は
たとえ夢を忘れかけても、幼い頃魂を喜ばせ夢中になった場所が必ず誰にでもあることを
思い出させてくれる作品です。
この物語には、実在の芸術家達をモデルにした天才たちが登場します。
ジャン・コクトー、ピカソ、エディット・ピアフ、エリック・サティ、アンナ・パブロワ、ココ・シャネル。
この天才たちがモデルになった天才たちが、ジャンヌ・ダルクを題材にした作品を一緒に創っているところから始まります。
私は、初演と、11年前の再演の時(写真↓)、
それから、ゆかり先生主宰の劇団ファイカンパニーの旗揚げ公演で
ココ・シャネル、、じゃなくて、、コッコ・シャベル役wをやらせていただきました。
芝居を作る楽しさ、役の愛し方、役の人生を生きるということ、そして自分にしか作れないものに役は育てることができるということ、、
まだまだいまだに未熟だけど
初めて、やっと、しっくり理解できた作品だったんじゃないかなと思っています。
だから、私にとってもきっと「お芝居」の原点だし、
WISHBONEのお芝居創りを重ね合わせてダイレクトに観てもらえるようなこの作品は
この庭ならではの魔法がかかった代表作だと思うのです。
で、暑苦しく語ったところで、まだ足りず、、シャベル。
私はこの初演のウージェニーで振付助手という役割をいただきました。
夜な夜な、作曲を続ける みなみ先生の傍らで振付を考える岡さんと
一緒にあれは?これは?こんな?と踊ってみる機会に立ち会えたのです。楽しかったーーーー!
それがあったから、きっと一緒に創り出すってことに携われたと実感できたんですね。
それがあったから、それからずっと、役者としてでなくても振付で毎年関われて、(実際は1回おやすみしたけど)千葉の庭に帰ってこられてるんだと思います。
そうして育ててもらった所に、一年頑張ってこんなになったよーーと報告に里帰りしては
暖かく待っていてくれる人たちにまたパワーをもらって 行ってきます!をする場所となりました。
ってわけで、ブログの名前に使ってるちーちーこっこのこっこは
このウージェニーの森でうまれたコッコからもらっているのでした♪
まぁ、私がにわとりっぽいのもあるんですけど。
が!!!!
この流れで、今年もコッコ役と思っていたら!!
なんと、バレリーナ アンナ・パブロワならぬ、アンタ・ババロワちゃん役になりました!
わーお!ドキドキするわ!
普段、着ないような柔らかいピンクの衣装にまだ恐縮してます。
そういえば、私、いっちばん最初ババロワちゃん役 憧れてた!と配役が決まってから思い出しました。ww
再演といえど焼き直しなんかじゃ~ありません。
舞台はなまもの、
人が変わるだけで十分違うものになるのに、配役のシャッフルあり、新曲あり、脚本も改訂版で
進化しております。
「Cheeちゃんに踊って欲しいの。」と言ってくださったゆかり先生のお言葉とお気持ちを
ありがたく胸に刻み、誇らしく思ってもらえるように 行き着きたいなと思っています!!
さぁ!長くなりましたが
どうでしょう、、根気よく読んでくださった皆様が
魔法の庭にちょっと興味を持っていただけたら嬉しいです。
ちなみに今日(もう昨日)、猛暑の中、客席作りと、舞台作りが行われました。
私はお休みをいただきましたが、作業してくれた皆さん、ありがとうございました!
早くここで踊りたい!!
ウィッシュボンプロジェクト
第24回公演「ウージェニーの森へ」
物語・φ 脚本 演出・大畑ゆかり 音楽・吉田みなみ 振付・Chee
2014年 8月23日(土曜日)、24日(日曜日)※雨天中止
開場18:30 開演19:00
会費 大人1500円 高校生500円 中学生以下会費なし
会場 君津市戸崎2199 松崎進ガーデンステージ
お問い合わせ 0439(35)3667 松崎恵子
φ公式Webサイト
http://www.phi-company21.net
ウィッシュボンプロジェクト
http://members.jcom.home.ne.jp/k-one-23/
お車でいらっしゃる方、駐車場あります。
会場とちょっと離れてますが、看板や係員の案内がございます。
アクアラインをびゅーっとドライブがてらお越しください。
高速バスは、東京駅八重洲口前、または浜松町より
「アクシー号(鴨川~東京線)」にて「富崎神社」下車徒歩10分。
バスは1時間に1本です。
終バスだと東京に23時くらいに着きます。帰れますw
懐中電灯ご持参ください☆
客席数に限りがございますので、座れない場合、ご容赦ください。
なので、開演時間には受付が済むように余裕をもってご来場ください。
一晩に150人ほどのお客様がいつもお集まりくださいます。
東京は雨が降っててもここだけ降らないこといっぱいありましたw
夜は結構涼しいです。バスは冷え冷えです。羽織りもの等お持ちのほうがいいと思います。^^
この木々も虫の声も欠かせない共演者。
ここでしか味わえない作品ですので、一度遊びにいらしてみてください☆彡
ではでは。ごきげんよう。
















