HIV+陽気に片足棺桶

HIV+陽気に片足棺桶

同性愛、HIV内容を含みますので、ご了承ください。

今の時代ありがちなHIVなGさんです。
ポジなのにネガな日常。恥ずかしくて穴掘って堕ちたい思い出。
ひとり言のように気ままに綴ってみようかと思ってます。

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前回の書き込みが昨年の5月。実に一年以上のブランクです。

社員登用を受けたところでのストップなので、「仕事に追われる」それなりに充足した日々を過ごしてきたのではないかと自己分析。

責任が増えるというより雑務が増えた感のほうが強いのですが(^o^;)


なので、これといったイベントもアクシデントもなく。あったとしても仕事がらみなので半匿名のこの場で語ることもできず。。。



一年の留守中にできていたハッシュタグ機能で、同じHIVの方の目に触れることがほとんどだと思うので、職場での告知?についてのご報告の巻にしてみます。


身体障害者として就職するか否かを思考が交錯しているさなか見つけたバイトでした。

前職退職時に担当の先生から 「告知しなくてもよい」 旨いわれていたので、バイトで採用された時は当然HIVも障害者手帳のことも言わず、『薬を飲んでる限りは健常者』のつもりで 『健康状況・良好』 としてもぐり込みました。

『死にかけた』 とだけ告げ、治療継続中をアピール。


社員への登用の際はそれなりに必要とされてからのお話なので、簡単なペーパーテストと面接とは名ばかりの雑談で採用となりました。とうぜん健康状態の変化はバイト採用時と変わっていない、というよりCD4にいたっては100以上増えている極めて良好!

こりゃわざわざ告知して波風たてることもないし、そのままスルっと入社。

(ただ後日談で 『ストレス耐久テスト』 の結果が、こいつ自殺すんじゃね?くらいにひどかったと聞きました。「いやぁ~、死の淵から戻ったばかりだから」 と逃げときましたが、そんな輩をよく採用したもんです)



告知のタイミングは入社半年でやってきました。年末調整です。


身障者の申告を会社にしてもらうか、後日自分で修正申告するか。

ネットなどで他の方の書き込みをみていると、修正申告してもどっちにしても税務署からの結果報告で会社の経理にはバレるよぉ~が多かったので 『障害者手帳あり』 にシレっと丸をして提出。

個人情報なので本来提出したところで担当部署の責任者クラスだけの話にとどまるのが普通だとは思うのですが、若干(いい意味で)村社会の中小企業。

「社内がざわついた」そうです(;^ω^A


すぐさま呼び出され、会社と契約している産業医の先生とサシの面談。

感染、発症、治療、投薬、現状。

株式会社なので身障者枠がありますが、免疫一級は初登場のレアモンだったようです。

コンプライアンスが重視される時代なので、ここから先の守秘や経過観察などの話程度。

ザワついた会社の空気とは真逆に 『声を大にして言うつもりはないけど、必死になって隠すつもりもない』 という自分の立ち位置にかなり差があったようです。


守秘とはいえ、不慮の際の情報共有として社長以下役員、直属の部長、課長には知っておいてもらうということとなりました。


でもそれ以外も経理部、産業医さんの手配をしてくれた総務さん。そして申告書提出しに会社行くのがめんどくさかったので書類の代提出を頼んだ同僚には120%知れているのと。。。ザワついた時に社内にいた人たちみんな?(ワンフロアなので)。。。そしてオシャベリ集団の我社の社風。(≧▽≦)


カミングアウトはしていないのに自然と周知のGAYなので、いまさらHIVひとつ情報が増えたところどうってことないのか、それ以降は静かな日々に戻っています。必要に応じてされる健康の会話の中でも、キーワードは出さずに進行していく感じです。

逆に上長にGAY告知といったかたちなので、イケメンへのセクハラ免罪符をいただいたような羽の伸ばしよう!

腫れ物に触る、陰で噂するなどの不快感はまったくなく、業務的にも担当部署を増やしてもらったりして。

他で苦労されている方には申し訳ない環境にいます。


体調的には、

さすがに仕事量の増加に体力回復が追いついていないのを実感しています。

最近、肌荒れがアトピーっぽくなってきて、苦手な「小まめな塗り薬」と格闘中。(根が無精なのと、もともと体に何かつけるのが嫌い)


精神的には

ここに一年以上ぶりに書いているということは、おそらくはリア充不足で人とのつながりに飢えているのかもしれませんね?

でも職場の仲間が、抑圧され鬱々としていた学生期より気さくにバカしあえる関係で、かなり楽しく過ごせている・・・はず。


金銭的には

TOTO当たんないッス~!まじ無理ッス~!