僕がTVに齧り付くようにテニスを見ていたのは1980年後半から1990年代。
当時は コナーズ マッケンロー ボルグ レンドル ベッカー マイケルチャン イバニセビッチ アガシ サンプラス 松岡修造 沢山のスターがいた。
80年代まではサーブと同時にネットダッシュする サーブ&ボレー のネットスタイルが通用したが、時代が進むにつれテニス界にもパワー化の波が押し寄せて、高身長の選手が高打点から超高速サーブを決めないと勝てないような時代が来た。
ベッカー イバニセビッチ サンプラス 辺りのサーブは時速200km超える。
そんな強烈なサーブを受ける相手は、サーブをどうリターン出来るかを考えるしかなく、昔のように前に出てネットプレーでボレーとか決められない。
イバニセビッチ選手は、サーブがサウスポー、クイック、200km超のビックサーブ。
サンプラス選手は、200km超のサーブ、バックハンドは片手打ち、一撃で仕留めるような正確なストローク、とにかく強いオールラウンドプレーヤー。
一時期テニス界もビックサーバーばかり活躍して困ってしまい、ルールを変更するかボールの大きさを変更するか悩んだ。
現在も ジョコビッチ ナダル フェデラー と高身長なビックサーバーが活躍しているが、日本では178cmの小柄な錦織圭選手が世界ランク24位と奮闘している。
ジャッジも変わった。ホークアイを使ったチャレンジシステム。際どいジャッジもミリ単位で確認。
しかしあの映像は本当に正確なのかは疑問。
将来はラインジャッジが全て機械化される時代が来るのかも。
身長が低くても勝てるスポーツは、計量のあるスポーツだけか。