結婚は人生の墓場 とはよく言ったもので
既婚者には独身者とは比べ物にならない程の義務や制約が付き纏うと思います
帰りが遅くなるのであれば必ず連絡し
休みであれば相手の機嫌にお伺いを立て
自由に出来る金は小遣い制となり
適度に家事もこなし、子供が居ればその相手もし
記念日には欠かさず贈答品を用意する
これはあくまでもテレビや雑誌などからのイメージですが
それなりに的を得ているとは思います。
単純に考えただけでもこれだけのデメリットが思い浮かぶ生活。
この様な生活環境の中へ進んで己が身を投じるのですから
それだけの篤い愛情を以て、共に歩む決意をした事でしょう。
二人での生活。勿論育ってきた環境が違うのだから
生活様式や、慣習の違いがある。そんな事は百も千も万も承知の上だった筈。
そんなすれ違いの中でも、共助・互譲の精神で乗り越えていく。
この人と生涯添い遂げていく。そういった気持ちで臨んだ事でしょう。
しかし、時の流れとは無情なもので
有為転変 盛者必衰
人の感情もまた無常なのです。
約七十万の夫が妻のプレゼント考えてる頃
約七十万の妻が夫の死を願ってる。
あぁ
二人は同じだけの時間を共有したはずなのに
どうしてこれほどの差が生まれたのでしょうか。
結婚は人生の墓場です。