今日、寝る前に、長女が学校で読み聞かせてもらった『けんかのきもち』という本の話をしてくれました。あれだけ夢中になって話すということは、長女にとって何か心に響くものがあったのかなと思います。
その話の流れで、娘たちにこんな話をしました。
「Sちゃん(次女)の手とKちゃん(長女)の手は魔法の手なんだよ。魔法の手だから泣いているお友だちの頭をなでてあげたり、転んじゃったお友だちの手をとって、大丈夫？って起こしてあげたりするとね、お友だちにね、魔法がかかって元気になっちゃうんだよ。
だけどね、魔法って、悪い魔法もあるでしょ？SちゃんとKちゃんの手も、良い魔法も使えるし、悪い魔法も使えちゃうの。悪い魔女は悪い魔法つかうでしょ？それと同じ。もし、この手でお友だちを叩いたりすると、悪い魔法がかかって、お友だち、すごくすごく悲しくなっちゃうんだよ。
ママ、魔法つかいじゃん？(我が家では私は魔法つかいということになっていて、娘たちは信じています
)だから、ママの子どもの二人の手には、本当に魔法の力があるんだよ。良い魔法も悪い魔法も使えちゃうの。すごいでしょ？大事な大事なこの魔法の手、すごい力を持っている魔法の手、お友だちを元気にしてあげるのにつかおうね。」
、、、っていう話です。長かったですね～
長女と次女は毎日のように喧嘩をして、手も出たりするので、ちょうど良い機会だなと思い、話してみました。考えていたわけではないので、思いつきで話しているんですけどね(^-^;
喧嘩をしている最中や喧嘩の後は、ヒートアップしているので、話しても聞いてくれなかったり、私もこんな穏やかに話すなんてこともできませんが、落ち着いている時に改めて話すのもいいなって思います。
決して、責める話をするわけではありません。
むしろ、
自分の手ってすごいんだな！
こんな力を持っているんだ！
お友だちを元気にできちゃうんだ！
って自分の力に気づいたり、
ママに頭をなでてもらって嬉しかったな、元気になったな、優しい気持ちになったな、、、なんていう、嬉しかった気持ちがよみがえって、それも力になったり。
子どもの中から力が湧いてくるような、そんな話、そして、そこから考えられるような、そんな話をじっくり、ゆっくりしてあげる時間があってもいいんじゃないかなって思います。
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