・・・・・ついにこの時が来た・・・・・
待ちに待っていた日が近づいてきた。
・・・やっと・・・辿り着いた・・・
しかし・・ここから先の道のりは厳しい
死ぬ気でやらないと、辿り着けないと思う。
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そんな気持ちでいた時
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・母から『父が倒れた』と連絡を受けた・
そこまでしてNAHAに出るのを阻止したいか
・どこまでオイラは心配をかけているのか・
『今年のNAHAも終わったかな・・』
と思いながら。
・・・ 急いで病院に行くと ・・・
父の病いは自分と同じ心筋梗塞
場所まで同じ、左前の血管で
ステントを入れたオペをしたらしい。
・・ただ・・担当医の話しでは・・
父は、詰まる前の狭心症の時点で調子が悪いのに気付き
自らの足で医者に行き処置をお願いしたらしく
完全に詰まる一歩手前で処置できたので軽傷で済んだとの事
で す の で
・・・・・『もう、安心でしょう』・・・・・
と言われた。
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とりあえず・・一難去って、元気だったので
「ゴメン・・週末は沖縄だから」
今週末は見舞いに来れない
と言って病室を後に帰ってきた。
・・・オイラは本当に親不孝ものだ・・・
だから・・死ぬ気でやるが、絶対に沖縄では死ねない・・
今日、感じたこの想いを両親には、させてはいけない
『何があっても、一歩退いたところで勝負しなくちゃ』
と真剣に考えさせられた。
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そんなことがあってからの、NAHA入り
そして5年ぶりのスタートラインに着いた。
身体はこんなでも『経験だけは十分にある』ので
完走する為のペース配分はカラダに染み付いている
・・・そして・・・何より心強いのは・・・
今回、オイラをサポートしてくれるのが
NAHAマラソン・セールスマン魔っちゃん&ラスト・サムライ
お互いNAHA参加歴が2桁で完走率も100%という
チェブランNAHAチームの2トップと揺るぎない陣営で挑める事
さ ら に
後半では立っているのがやっとだろうと想像出来るので
サービスとして中間地点に置いてもらうスペシャルドリンクに
↑ 飾りを付けたトレッキングポールを縛り付け ↑
後半はポールを含む偽足の4本足での牛歩作戦で行ける!!
という保険もかけた。
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・ ・ ・ ・ ・ 走 り 始 め ・ ・ ・ ・ ・
たかが5キロの時点で、早くも右半身にしびれを感じ
・・・脱水症状と熱中症の影が見え隠れし出した・・・
!!今すでに!! かなりヤバイ状況にいる!!
まだ始まったばかりなのにどうする?
『必要なのは、水分と塩分と糖質の補給』
とにかく・・配っているエイドの栄養源は全部寄って貰った
↑ (※ 正確にはラスト・サムライに取りに行ってもらった)↑
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・・・・・ 10キロ過ぎになると ・・・・・
太ももの裏側もかなり突っ張ってきたので
踏ん張ってチカラを入れると攣る危険性さえ出てきた
ーーーーー ア ブ ナ イ ーーーーー
今回のミッション、ただでさえ最初から最後まで全てギリギリ設定
何があっても、足が止まって前に進まなくなる事だけは、NG!!
・・・焦るが・・・まだここでは無理は出来ない・・・
賭けが出来るのは最後のみ!!
焦らず、とにかく、少しでも、前へ 前へ
そんな必死な時でも、ラスト・サムライは
『水・スポーツドリンク・氷・チューチューアイス・塩・黒糖・スポンジ』
と配ってる色んな物を貰ってきてくれるナイス・アシスト
・ ・ ・ さらには ・ ・ ・
『パテシエがいてケーキを配ってたよ!2種類あるけど、どっちにする?』
・ ・ ・ と言ってきた ・ ・ ・
む・無理・・と共に・・(驚)・・お前、いったいどこまでタフなんだ!!
とりあえず・・中間地点までは、ほぼ予定通りのタイムで来れた。
ここからは、トレッキング・ポールを持っての4本足作戦
そうしないと、下り坂に足が付いて行かず倒れてしまう可能性がある
もう両脚共に限界・・踏み込んで力を入れると攣ってしまうので
急ごうと思うのだが『バランスを崩し倒れてしまう怖さ』から
・・・走り出す一歩が踏み出せない・・・
・ ・ ・ ・ ・ だ か ら ・ ・ ・ ・ ・
情けない話だが、足が攣って止まってしまうリスクより
とにかく歩いてでも、動き続ける事を選び
一歩一歩前に出る事だけを考えて、とにかく距離を稼ぐ。
そんな必死な時でも、ラスト・サムライは
・・・・・『牛丼食う?元気でるよ?』と言ってきた ・・・・・
む・無理・・と共に・・(苦笑)・・お前、尋常じゃないぞ!!
もう景色など見れない、視覚に入るのは2個先のパイロンのみ
応援されてるも何となく分かるが、両手でポールを突いているので
・・・手を振って応える事も出来ない・・・
これをひたすら続け、いよいよ最後の最後のデッドゾーン
ラスト2キロで『どうやっても2分間に合わない』
自分の時計を見ても分かるし、サポートの2人の必死さも見ても分かる
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・・・・・・ もう、走るしか選択肢はない ・・・・・
・・・・・・・ ここまで支えてくれた ・・・・・・
この2人を鉄の門の外に道連れには出来ない。
イチカバチカ、自分の足に賭けるしかない!!
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走り出してみるものの
今のオイラには、もう杖無しでカラダを支えるチカラが無い
だ け ど
この左右の2人が倒れそうなカラダを支えてくれてるから
足を前に出そう!たとえ倒れようとも支えてくれる仲間を頼ろう
そこからは、自分のカラダと相談し
足が攣らないようにベタ足でペタペタと着地位置を探しながら
・・・ひたすら一歩一歩、足を出し通した・・・
全てが限界寸前、鉄の門が目の前に見えた時は
『やった!帰ってこれた』これしか考えられなかった
ズタズタでボロボロでカッコ悪くてもここまで来れた。
・・とにかく・・自分のチカラだけではどうにも出来なかった
カラダを支えてくれた友がいたから出来たのが真実だ
泥臭いし、イカサマといえばイカサマだ。
・ ・ ・ で も ・ ・
帰って来た、帰って来れた、やっと戻れた、嬉しい。
・・・・・・ た だ い ま ・・・・・
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余談だが:ラスト・サムライは42キロの旅の後
体重を計ると、体重が増加していたらしい・・。
さ す が サ ム ラ イ (笑)










































