お久しぶりです。

いろいろたーくさんありましたが、

まあまあ、

すっ飛ばして昨日の夢なんだか記憶なんだか、昨晩から朝にかけてずーっと頭に浮かんでたことを書いておこうかと思います。



もう20 年くらい前のこと、

あるゴールデンウィークに夫と一週間ほどタイに旅行に行きまして、

宿と飛行機だけ予約して行きたいところを前日が朝に決めてあちこち観光してました。

あるいち日、

バンコクのまちなかをぶらぶら、お寺めぐりからショッピングモールから歩いてました。

チャオプラヤ川のほとりあたりをふらついていた時、
一人のお兄さんがカタコトの日本語で私達を呼び止めまして、
どこでも10バーツ(今だと40円)で連れて行ってやるぞ、と。

は?何言ってんの?

と思ったけど、人懐っこい笑顔でとにかく英語混じりに調子良さげに話してくる。
何喋ったのか忘れたけど、行くといい所とか教えてくれたんだっけなあ。

面白そうなので、ショッピングモール辺りまで乗せてもらうことにしました。

それから、

まちなかをグルグルと連れ回され、当然今どこにいるのかわかりません。
グーグルもなかったしね。

そのうち停まったのは、宝石屋さんでした爆笑

あ~、お客連れてきたらマージンもらえるやつね!

まあ、いっか、10バーツしか払ってないし、お兄さんいくら貰えるのかな?

と、案の定お店の人からお金もらってましたね(笑)


さ〜っと見て、もういいよ、と。

またトゥクトゥクに乗りました。

そしたらまた着いた所が宝石屋さんなのびっくり

そこでひと悶着あったのでした笑い泣き



お店に入ってぶらーっと見てたのですが、
イギリス系の英語を喋るお兄さんが品物を買ってたの、
しかも家族とガールフレンドの分。
確かネックレスだったかしら?

で、お店の人と話をしてるんだけど、
どうやら品物の交換に来たらしく、店員さんと和やかに話をしてたのね。

他にも欧米系のお客さんが何人もいました。

別に怪しそうなお店じゃなかったの。

ふーん、お兄さん買ったんだ!
くらいにしか思ってなかったけど、

ショーケースの中見てたら素敵なデザインのサファイアが目に入りまして、

手に取ってみたら欲しくなっちゃったのね。

そんなに高いものではないけど(と言っても○万)、現金もカードもホテルにおいてきてたので、やめようとしたら、
夫が、気に入ったのなら記念に買ってもいいよ、とラブ

え、買っちゃおうかな〜、


それなら品物持って帰っていいよ、お金はトゥクトゥクのお兄ちゃんに預けるかまた持ってきてくれればいいからって。

へー、そんな事できるんだと思いながら、
では、と、その品物を買うことに決め、
丁寧に包装してもらったものを持って一旦ホテルに帰ることに。


で、トゥクトゥクに乗ってるときに、
ふっと、
いや、待てよ、何も今買うことないんじゃない?
バンコク来て買うものがなあ?
今じゃなくても良くない?
とかグルグル考え出して、夫に、やっぱりいらないから返しに行く、と

お兄ちゃんに引き返してもらいました。

ちょっと怖かったけどね。

でも、お店の人は簡単にいいよ〜、って受け入れてくれたのでホット一息したんだけど、、、、、


引き返した時の店内はだーれもいなかったの。

その後、
またトゥクトゥクに乗せられて、
着いた所がまた宝石屋さんだった、もう大笑いした笑い泣き

そこには、日本人の男性の店員さんがいたの。

事情わかってらした(笑)

何件行ったの〜って爆笑

ぶら〜っと見て回って、

同じようなデザインのサファイアを発見、
でも色がぜんぜん違ってた。

それを見た店員さん、
すごいでしょ!なかなかこんなに濃い色はないよ、と。
うん、お値段も一桁違ってた。

そこはすんなり出てまたトゥクトゥクに乗って、
変なところに行ったのよね。

お葬式の準備してる民家とか、(なぜ🤣)

だーれもいないけど、有名なお寺だよ、とか、

水掛け祭りの準備だよとか(水掛け祭り既に終わってたの知ってたので絶対に違うとわかってたけど、ふーん、でやりすごした)

あちこち連れ回された。

まあ、その日は何も計画してなかったのでそれはそれで楽しんでたけどね。

で、もう分かるとこまで連れて行ってくれって言ったら、お兄ちゃん、トゥクトゥクベースみたいなとこまで来て、さっさと降りてっちゃった。
違う人にこいつらどこどこへ連れて行ってくれみたいなこと話したのかな、その話をしてた人が運転かわってやっとショッピングモールに連れてきてもらって降りました。


さて、夫と話をしていて、

絶対にあの宝石屋さんはおかしいよね、

店内にいた白人のお兄さんも今考えたらおかしいよね、品物持ってたけどプレゼントには見えなかったし(包装もしでなくて裸だった)

もしかして、全員役者か?

という話に!


まあ、お金払ったわけではないので被害はなかったし、怖い思いもしなかったけど。


あのお兄ちゃんは、私達をあちこち連れ回して一体いくら稼いだのでしょーか?(笑)



こんな昔の話、

しかもバンコク旅行の話、
なぜ今頃、ふーーーっと、思い出したのかしら?


と、書き留めてみることにしました。

面白いかしら?


他にも、アユタヤに列車で一番安いチケットで行って、冷房もない車内で熱中症になりかけ、

途中駅から乗ってきたジュース売からタライに氷がたくさん入って冷たくなったジュース飲んで命拾いしたとか、



アユタヤ手前で途中下車して歩いて夏の離宮見て、帰りは疲れちゃって駅まで自転車のリキシャで行ったけど、

外国人乗せたことのない手の不自由なお兄ちゃんで言葉が通じず、いくらお金払ったらいいかも分からず、そばにいたおばちゃんがお兄ちゃんにたくさん貰いなって言ってるのがわかったけど、現地の物価と照らし合わせて適当だと思う金額提示したら嬉しそうに駅まで連れて行ってくれた、とか。

アユタヤについたら、飛行機同じだった人とすれ違って、彼らは冷房の効いたバスで観光してて、ちょっと後悔したとか、

アユタヤではお昼食べたけど、観光客が入れそうなレストランとかなくて、
お腹に自信なかったけど屋台でなにか食べたのよね、お腹大丈夫だったけど。

ほほえみの国って言うけど、
HOTELでトラブルあってもスタッフは微笑むだけで改善は全く進まないとか、

地下鉄できる前だったので、移動はバス、
夕方のバスは全く動かなくて、途中で降りて歩いて帰ったとか、

街をブラブラしてたら拡声器の声が響いてて、お祭り騒ぎだったので近づこうとしたら、
英語の堪能な現地のおじさんに、
外国人が行くところではない、絶対に近づくな(政治行動だったらしい)と言われてびびったり、


他にもとにかく面白い旅でした。

その後、

夫はバンコクに縁ができて仕事にも何度も行ってましたね。



今や、平均賃金が日本を超えてるらしいので、豊かになったバンコクにまた行きたいなあ。