*もう一度行きたい場所No.1は、夢に見たアイスホテル!



午後3時にはこんな暗さです。 11月になると、北欧では午後3時には日が暮れてしまいます。

 

アイスホテルは、スウェーデンの北部、北極圏に位置するユッカスヤルビという静かな村にあります。

毎冬、トルネ川が凍ると、その氷を切り出して、ホテルを建てます。部屋もベッドもテーブルも椅子も皆氷でできていて、教会もシアターもあるとか。

春になれば、雪がとけ、ホテルもとけ、元の川の水に戻ってしまう・・・。なんというはかなさでしょう。

一生に一度でいいから大好きな彼?と氷のベッドの上で、1つのシュラフに包まれて眠ってみたい・・・、テレビ番組でなんどかアイスホテルを見てからというもの、ずっと行ってみたいところでした。


鏡のように輝くトルネ川 たまたま仕事で首都ストックホルムに行ったので、まだ営業していないのはわかっていたけれど、ロケハンを兼ねて??飛行機に乗ってしまいました!空路1時間半、そこから車で少し走って、建設中のアイスホテルが見えたときの感動といったら・・・!!あれ?スノーホテル?? 

そうか、アイスホテルは厳密には雪と氷でできた世界だったのです。

ホテルは主に雪で固めた外側ができ、そのときは内装を作っている様子。アーテイストや建築家と思しき青い目の人たちが、とっても真剣に氷を並べたり、彫刻したりしている姿がちょっと見られて、感動新たでした。


すでにトルネ川には氷が張り、犬はよろこび、川駆け回る その上を犬ぞりが人を乗せて、全力疾走していました。犬ぞりは嫌がる犬を無理やり走らせているものなのだとばかり思っていたけれど、ここの犬たちは意外や意外、けっこうやる気マンマンで、そりを引く人に「早く走ろう!!」とばかりせかしています。

人気のない森と凍った大河から立ち上る霞に囲まれて、なんだか、おとぎの世界にいるみたい。

ただホテルに泊まれればいいと思っていたけれど、トルネ川をすべるように走るこの犬ぞりのスピードを体験するのは一興かも。

氷の柱です。 見て!氷の柱です。なぜか、青白いやさしい色をしているのです・・・。美しく、怪しげな光・・・。屋外は零下十何度、アイスホテルももちろんマイナスゼロでしょう。でも、寒くないのです。何故?


ホテルは準備中でも、いまや東京にもある「アイスバー」は年中営業しているらしく、さっそく完全防備で店に入り、氷のグラスでウオッカを飲みました。氷のグラスが唇に触れ、そこにストレートのウオッカが流れてこんでくるときの気分、最高です!別棟のレストランでは、ろうそくの明かりがユラユラともる暗い店内を氷のお皿に載せて、トナカイ?の肉がサーブされてきました。あー、ムードありますねぇ。


*空には生まれて初めて見るオーロラ!


オーロラをみて、こんなに喜んでいるのは日本人だけだとか・・・。だって、こちらでは毎日、冬の空に踊っているらしいです。色も形も大きさも毎日違うのが!

青かったり、緑だったり、白かったり・・・。漫画に出てくるカーテン・ユラユラなかんじは見られず、もっと空いっぱいに落書きしているような、ダイナミックなオーロラでした。

でも写真は失敗。

慰められたのかもしれませんが、オーロラは感度のいいカメラには映らないんだそうです。だから、自分の目で確かめるしかない!


「ねぇ、どうして私1人でこんなところに来ているのでしょう」 だんだんそんな気分になってきました。

今度は、真冬の凍てつく寒さのときに、ぜったいカップルでアイスホテルに泊まりたいと思います。


アローラ

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