生命は


自分自身だけでは完結できないように

つくられているらしい




花も

めしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で


虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする





生命は


その中に欠如を抱き

それを他者から満たしてもらうのだ






花が咲いている


すぐ近くまで


虻の姿をした他者が

光をまとって飛んできている






私も あるとき

誰かのための虻だったろう





あなたも あるとき

私のための風だったかもしれない






吉野弘さん「生命は」より

















今年の夏に荷物の整理をしていましたら、自分が過去に書いた日記を見つけました。

そこには、当時の想いが綴られていましたが、(当然のことながら)誰かの目に触れることもなく、

誰に受け止めてもらう訳でもなく、感情が迷子になっている様な気がしました。

そこで思い立って、ブログに載せてみることにした次第です。



閉じ込めていた心の詩を このブログに書くことで 、当時の感情を解き放つことができました。

そして不思議と、浄化されていく様な気がしました。

あの頃の自分の詩に、想いに、何かを感じて読んで下さった方。

読者登録してくださった方。コメント下さった方。本当に嬉しかったです。



これからも皆さんのブログにはお邪魔させていただきますが、こちらの更新は一旦、

終了となりますので、コメント欄は閉じさせて頂くことにしました。

最後に大好きな詩『生命は』を載せて終わります。




短い間でしたが、お付き合い頂き有り難うございました。